今回は広尾の洋食屋さん「レストラン コニシ」を紹介します。
ずっと昔からある広尾のレストランなのですが、広尾1丁目の明治通り沿いということで広尾からも恵比寿からも駅からはちょっと遠いのです。
ランチ時はそれなり賑わっていますが基本的に近隣で働いているような人がメインのお客さんです。
わざわざコニシでランチを食べようと広尾まで来る人はいない、そんなお店です。
何もなければ広尾の街に住んだり働いている人だけが知っている普通の日本の洋食屋さんなのですが・・・
歌手で俳優の福山雅治が通ったということで全国的な知名度があるレストランなのです。
2019年4月1日ですからかなり新しい日付のサインも飾ってあります。”やっぱり美味しい!” そうです。
福山雅治に限らず勝新太郎もよく来店していたという話もありやはり広尾なんだなぁと感じます。
コニシの店舗
広尾散歩通りから明治通りに出て渋谷橋方面に歩き、和菓子の「正庵」も過ぎてコンビニの手前。
コニシの店舗が見えてきますが、入り口が小さくて地味なのでうっかりすると通り過ぎてしまうかもしれません。
入り口から入って直ぐのエリアはテーブル席。
昭和の喫茶店風なソファとテーブルです。
夜の方が逆に見つけやすいかもしれませんね。
ちなみに夜は21時まで営業しています。
仕事帰りに食事もできるので独身の人には心強いお店なのかもしれません。
奥には数人分のカウンター席があります。
コニシのメニュー
ではどんなメニューなのかというと、ほんとに普通の昭和のレストランというか洋食屋さんのそれです。
ランチタイムは日替わりランチが1,000円でいただけます。
たいてい2種類から選択です。
メニューはいろいろありますが、やはりまずは基本のハンバーグ系からいただいて欲しいですね。
ハンバーグとクリームコロッケ、さらにスープとサラダとライスが付きます。
なんということないメニューですし懐かしさも感じます。
ただすべて手作りしているので、ハンバーグはジューシーですしコロッケも中身充実ですし、そこらのファミレスで解凍ハンバーグを食べたりするのとはランチの満足度が違います。
▲これはカウンター席の眺め。
詰めれば10人座れるかもしれませんね。
そしてソース瓶の左に見えるオレンジ色の瓶。
これが実はコニシ最大のおすすめかもしれません。
中身はドレッシング。
でもニンジンと玉ねぎを使って、おそらく手作りしているこのドレッシング、かなり魔法のドレッシングなのです。
サラダには遠慮なくジャブジャブかけていただきたいです。
ハンバーグとナポリタン
ある日の夜の様子です。
▲手前側は「Aセット」。ハンバーグとライスとサラダとスープです。
ランチの時のハンバーグと比べて明らかに大きいです。手捏ねハンバーグなのでいろいろ調節が効くんですね。
▲気のせいかハンバーグの厚みもAセットの方が厚い気がします。
ともかく、夕食に十分なボリュームなセットメニューです。
コニシの場所
今は福山雅治の縁で有名になったコニシですけど、このドレッシングやハンバーグなど一つ一つのメニューなどは決して ”懐古趣味的なレストラン” と簡単に括ってしまうことはできません。
これからも手軽な洋食屋さんとして頑張って欲しいお店です。
街の洋食屋さんという位置づけなので日曜日と祝日はお休みです。
でも土曜日は普通に営業しています(たぶん週休2日制が一般的になる前から営業しているので)。
土曜日に広尾や恵比寿でランチをするなら、ちょっと歩きますがコニシもいいなと思いだしてみてください。
広尾駅からなら明治通りへ出てとにかく渋谷橋方面へ。
逆に恵比寿駅からなら、「.dot」や「フラウクルム」を目標に進んで明治通りの ”恵比寿橋入口” の信号を反対側に渡り、天現寺橋の方へ向かいます。ローソンの先の信号の先がコニシです。
レストラン コニシ
渋谷区 広尾 1-9-20
定休日:日曜、祝日
営業時間:11:00 – 16:00、17:00 – 21:00