「菓匠正庵」
広尾にある和菓子のお店、「菓匠 正庵(しょうあん)」。
広尾といっても恵比寿駅と広尾駅のちょうど中間の明治通り沿いにお店はあります。
▲街の和菓子屋さんという雰囲気が漂っています。
実際、地元の常連さんに愛されている和菓子屋さんなのですがテレビなどメディアでたびたび取り上げられたこともあって、遠方から買い求めに来るお客さんも多いようです。
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看板が目印の正庵
明治通りにはこのような看板が出ています。
季節物や目玉商品の案内がありますから、入店する前にチェックしましょう▼
秋なれば「栗」ですね。栗蒸し羊羹と栗おこわの文字が踊っています。
このなんとも言えない踊るような文字で引き込まれてしまうお客さんきっと多いのでしょう。
▲店内は2,3人も入ればいっぱいです。
そのため、時には入店待ちの行列ができることもありますが、この店舗内でお菓子を作り、陳列スペースを確保しているのでしょうがないですね。
創業1997年
和菓子屋さんとしては決して古い方ではありません。広尾のこのお店から初めて、一時期は銀座松屋と二子玉川の東急に店舗がありましたが、現在はどちらも閉店していて今は創業時時同様に広尾店のみです。
▲ただ正庵のお菓子は恵比寿や目黒のアトレ、それと恵比寿ガーデンプレイスのライフでも売られていますから、遠方の方はこうしたテナントで買い求めるのも良いかもしれません。
でも手土産にしたい場合などはやはり広尾の店舗を利用したいですね。
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正庵の店内
▲ご覧の通り店内も商品と共に、特徴のある和風のポップが所狭しと並んでいます。
基本的には生の和菓子類が多いですが、かりんとうなどの日持ちするものもあります。
▲自分のおやつに、おもたせにと色々な用途に使えますね。
▲「栗蒸しようかん」のような凝った季節モノ商品もあり、季節ごとのチェックは欠かせません。
▲夏や水ようかん、春夏はお団子など。
正庵を見て季節を感じることもあります。
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イチ推しのあんず大福
ここで通年食べることのできるイチ推し商品は「あんず大福」です。
いちご大福とか最近はマスカット大福なんてのもありますが、あんずはあるようでないかもしれませんね。
実際かなり人気商品でもあって、閉店前に完売してしまうこともしばしばです。
▲早速帰宅して食べてみました。
▲ここのあんず大福の特徴は、あんずとあんこが直接くっついておらず、間に餅が入っているという二重構造になっているところです。
構造を見てもらうために切断してみました。本当に二階建てですねー。
各々の美味しさも感じつつ口の中であんずの酸味とあんこの甘みが交わるようになっているんです!すごい!
偶然から生まれたあんず大福
あんず大福は新商品を考えてる時にあんみつに入れるあんずが余っていたので、試しにあんずを大福に入れてみたら、意外にも美味しかったというのが誕生のストーリーだそうです。
あんず大福だけでなくあんずどら焼きもあるので、2種類のあんず和菓子を食べ比べることができます。
ちなみにどら焼きはあんずとあんこは密着しています。
季節限定「栗しぼり」
せっかくなので季節限定の栗しぼりも。
▲ここの栗しぼりは焦げ目がついていてなんだか見た目にも美味しそうです。
▲味は、みたまんま、栗そのものの秋の味覚です。美味しい!
ちなみに栗おこわはすでに売れ切れていました。
きっと待ってました!という常連さんが店頭に出たらすぐに買ってしまうのでしょうね。
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季節もの色々
お彼岸の季節のおはぎやお月見の日の月見団子など、季節を感じる美味しい和菓子があります。
▲おはぎは粒あん、こしあん、胡麻、きな粉と種類も豊富です。
▲二個セットなので粒あんと胡麻を購入していただきました。和菓子屋さんのおはぎですから間違い無いです。
また来年もここに買いに来よう!と思わせるおはぎです。
▲月見団子はみたらしです。真ん中の黄色いまんまるお餅がお月さまのイメージですね。
こちらも我慢できすに夜の月を待たずにいただいてしまいました。
その季節の旬の味をとても美味しく頂けるので、季節ごとに訪れたいお店です。
古来からの日本人の伝統や習慣を思い出させてくれる場所とも言えますね。
果匠 正庵の場所とアクセス
正庵の場所は明治通り沿い「恵比寿橋入口」の信号の天現寺方面へ一つ先の交差点の角にあります。
▲広尾駅からは、散歩通りを抜け明治通りに出て、渋谷橋の方へ歩くのが近いです。広尾駅から徒歩10分弱。
すぐ隣には福山雅治さんがよく訪れる「レストラン コニシ」もあるという一帯です。
菓匠 正庵 基本情報
店名 | 菓匠 正庵 |
住所 | 渋谷区広尾 1-9-20 |
最寄駅 | 広尾駅、恵比寿駅 |
定休日 | 不定 |
営業時間 | 10:00 – 17:30 |