nendoと丸山珈琲コラボのGACHA GACHA COFFEE
六本木ヒルズの展望台東京シティービューに期間限定で開設されているGACHA GACHA COFFEEをご紹介します。
2019年の10月4日から始まったこの企画、以前このブログでもご紹介した草月会館のコーネルコーヒーを手掛けた佐藤オオキ率いるnendoプロデュースのコンセプトカフェです。
期間限定ではありますが、今のところいつまでなのかは発表されていません。
近所なので 何度か通った GACHA GACHA COFFEEの様子をお届けします。
このを記事を読めば話題のGACHA GACHA COFFEEを迷わずすんなりいただくことができますよ。
GACHA GACHAを飲むまでの道のり
まず最初に訪問したのは初日の10月4日の夜です。(1回目)
この日の訪問は、以前にこのブログでも紹介した「細野観光1969-2019」の帰りに偶然出くわしたというのが正しいのですが。
初日なんですけど、残念なことになっていました。
関係者らしき男性が3人ほどで、あたふたと何かをしておりました。
特になんの案内も出ていませんでしたが、カフェを利用することはできませんでした。
ガチャガチャの中身はほぼ満杯状態なので、日中からほとんど利用することはできなかったようですね。▼
せっかく細野さんの映画「NO SMOKING」を鑑賞しながらコーヒーが飲めるように設えてあるのですが、残念!▼
2回目は10月6日の日曜日に立ち寄ってみました。
カフェの照明は点いていましたが ”調整中” の看板が立てられ、さらに初日には点灯していたネオン照明も消えています▼
そして3回目は10月7日の月曜日、今度は平日にも立ち寄ってみました。
ガチャガチャの中身は半分くらい残っていますね。▼
でも照明が落ちて真っ暗です。▼
周りにはテープが貼られガチャガチャに近づけないようになっていました。▼
行ったのがいつも夕方以降だったのがいけなかったのか、いつ行ってもこのように「調整中」の案内が…▼
どうやら初日からずっとうまくいってない様子です。
4回目として10月27日にも細野観光の帰りに立寄ってみましたが、1日の販売個数を限定し、数量が販売したら終了というシステムに変更になっていました。
ということで、この日も利用できず残念。▼
そして、11月8日(金)の21時頃訪問すると、やっと稼働していました!
5回目の訪問でようやくの初利用となったわけです。▼
スタッフの方が2名ほどいらして、丁寧に説明してくれるのですが、それでも、え?こう?え?ここ?みたいに、あたふたしながらなんとかコーヒーをいただくことができました。
GACHA GACHA COFEEの利用方法
ここからは5回目の訪問でようやく初体験した、GACHA GACHA COFFEEの利用方法について解説します。
まず、コンセプトは
「GACHA GACHA COFFEE」とは、人手不足が叫ばれる昨今、スタッフが行っていた作業の一部をお客様に「お手伝い」いただくことで、お客様にもスタッフにも心地よい時間を過ごしてもらうことを目的にnendoが企画したセルフ方式のカフェです。
簡単にいうと無人運営可能のセルフカフェなのですが、残念ながら、そうはならなかったようです。スタッフが2名ほど立って、手取り足取り解説しているというのが現実です。
まずは500円玉を用意します。小銭がななくても諦めないでください。実は少し見つけづらい場所に両替機があります。
写真の赤矢印の壁の側面にあります。▼
両替機と利用方法▼ (すいませんちょっとブレてます)
東京シティビューの導線から言うと、この両替と利用方法解説のある場所は、ここを立ち去る時の導線上に設置されているので、振り向かないと全く気づかないんです。
そんな場所にひっそりと両替はあります。
利用方法も同じ場所なので、みんな分からなくてあたふたしちゃうんですね▼
まずは、ガチャガチャに500円玉を入れて、コーヒー豆を購入します。
コーヒーは軽井沢に本店がある丸山珈琲ですから間違いないですね。
各ガチャガチャの横にコーヒーの味について解説があるので、お好みのコーヒーを選んで購入します。
そもそもガチャガチャって何が出てくるのか分からないのが面白いんじゃないの?って言う疑問はおいといて、1台だけあるMIX GACHAを挑戦しました。
ガチャのやり方はご存知でしょうが動画で▲
▲MIX GACHAは1番から4番まで、どれが出るか分からないというのが魅力ですね。
カプセルを開けると1杯分の豆が入ったアルミ袋と説明書が入っています。
1番はケニア産の ”ニエリ・ヒル”
カプセルから豆を取り出してこの台のマシーンで挽きます▼
光り輝く豆の入り口▼
▲上から豆を入れると台の下部にコーヒーフィルターが設置されていて、そこに粉になったコーヒーが落ちる仕組みです。
なぜかここの照明がついたり消えたりするのですが、故障なのか意図的なのか不明です▼
豆が弾き終わったらしゃがんでコーヒーフィルターを取り出します。
▼ただこの取り出し口が低い位置、大人の身長だと太ももあたりになるのです。
クールにエレガントに一人でコーヒーを作れるようにというコンセプトのはずだと思うのですが、ガチャのカプセルを開けたり、挽いた豆をしゃがんで取り出したり、実際の立ち振舞はぜんぜんクールでもエレガントでもないんですよねぇ。
▼さて豆を挽き終わったらそのフィルターを真後ろのマシーンに設置します。
抽出コースは2種類で、簡単に言うと早いか遅いの2種です。
遅い方はリッチコースで3分かけてお湯が出てきます。
今回はリッチコースをセレクトしました。
フィルターの取り付け方が分かりづらくて、上の傘のような所に差し込むなかなぁと思ったら、下の銅製のアームの上に置くのが正解でした。ちょっと直感的ではないですね。
一度に3人が利用できるようになっています▼
ようやくありつけた初 GACHA GACHA COFFEEです。
味は確かに解説通りフルーティで美味しいのですが、3分かけてるせいなのか、たまたまなのか、かなり猫舌用の仕上がりです。▼
ちゃんと分別ゴミ箱も設置されています。
ここまでみていただいてお分かりかと思いますが、nendoデザインなので、どこもかしこも黒とカッパー色でまとめられていて非常にスタイリッシュです。▼
窓際の席もいつものスツールではなく、このための黒いスツールとカッパーのスタンド照明が設置されています。カウンター席以外にテーブル席もあり、そこも黒とカッパーでキッチリまとめられています。
スタンド照明はおそらくコーヒーフィルターの形状を踏襲したデザインですね。
とにかく潤沢な予算があったことがよくわかります。
11月19日に6回目の訪問してみたらなんと長期休業に入っていました。
現状、6回訪問して1回の利用という確率です。
こうも稼働日が少ないと希少性を高める方針というよりは人件費の問題?なのかのなぁと勘ぐりたくなりますね。
2019年12月3日から再開ということですが、ここまでの経験からいうと12月3日以降に六本木ヒルズ東京シティービューを訪れてここのコーヒーにありつけたならそれはかなりラッキーですよ!
でも敢えて行くなら、数量限定なので時間帯は早いほうが良いでしょう。
そして分からないことがあったらスタッフさんを捕まえて尋ねてしまいましょう。小銭がなかったりシステムが分からなくて断念しちゃうのは勿体ないですからね。
ちなみに2019年12月31日現在でも営業しています。
さらに、展望台の「天空ノ鉄道物語」とのコラボも始まっているので、もしかした3月末まで継続するかもしれません。
「GACHA GACHA COFFEE」
- 期間:2019年10月4日(金) ~終了未定(11/18-12/2 休業)
- 営業時間:不定 ※カプセルの販売は1日の数量限定、当日分が売切れの場合販売終了
- 場所:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー スカイギャラリー3(渋谷・新宿方面)
- 料金:500円/ガチャガチャ1回(別途展望台・美術館入館料が必要)