この辺りでコストコンシャスなスーパーというとダイエー(昔のグルメシティ)しか思い浮かびません。
でも八百屋さんに限れば、実はあちこちに昔ながらの商店街の八百屋さんが残っていて、それぞれのお店に昔からのお客さんが付いているようです。
そんな八百屋さんの中で注目なのが「びっくり屋」チェーン。
麻布十番を本店に、広尾、白金、赤坂、二の橋、東麻布そして三田など数店を麻布エリアで展開しています。
店構え、品揃えともに昔ながらの八百屋さんという言葉がぴったり。
そして価格もそこらのスーパーには負けない、ロケーションを考えると安いとしか言えない値札が付けられています。
野菜の新鮮さはもちろん、有機野菜などトレンドにも気を配っているので、お肉や魚は別のスーパーで、野菜はびっくり屋でと使い分けているお客さんも多いようです。
買いすぎても他のスーパーと同じように無料宅配サービスがあるので安心です。
面白いのはそのお店の場所で、麻布十番店はダイエーとビオセボン(つまりかつてはピーコック)の間、かつての東麻布店はニッシンの近く、広尾店にいたってはナショナル麻布の目の前!
なんとも強気な出店方針なのか、それともコバンザメ商法を狙ったのか。ニッシンの後にびっくり屋、ナショナル麻布の後にびっくり屋というコースでお買い物をするお客さんが多いそうなので、おそらく後者だと思いますが。
麻布十番は生活コストが高くて・・という声を聞くこともありますが、みなさんお店をうまく使い分けて、メリハリのついた買い物をしているようです。
PRびっくり屋 広尾店
こちらは広尾店の様子。
どう見ても普通の八百屋さんですが、向かいはナショナル麻布、隣はクリスプ・サラダワークス、斜向かいは有栖川宮公園というなんともオシャレなロケーションなのです。
なお、看板に「配達無料」の文字が見えますが、野菜か果物を含んで2,500円以上。配達エリアも店員さんが持っていける範囲だそうことです。
三田店(閉店)
これは2017年にオープンした三田店、ラーメン二郎本店のすぐ横にあったのですが今は閉店しています。
びっくり屋 白金店
それにしても、お店の様子はどの店舗も変わらないですね。
外苑西通り沿いでも北里通り沿いでもない、首都高の高架下の路地にあります。
びっくり屋 赤坂店
読者の方に教えていただいたのですが、赤坂にもびっくり屋さんがオープンしていました。
場所は赤坂通りを赤坂小学校の方へ曲がり、小学校のちょっと先。
広尾店と同じくらいの広さの店舗です。
びっくり屋 光林寺店(閉店)
南麻布の明治通り沿い、首都高目黒線の高架下の店舗です。少し前に紹介した「高速道路を渡る白金の横断歩道」のすぐ近くです。
白金からも南麻布からも利用できる絶妙な場所の店舗です。
PRびっくり屋 麻布二の橋店
さらに麻布十番にも二軒目のびっくり屋さんがオープンしています。
仙台坂下の信号を鋭角に曲がった、麻布通りとのショートカットの道沿いです。
麻布十番というより南麻布、三田近辺の住民向けのお店ですね。
びっくり屋 東麻布店
もともと東麻布店は中の橋の、東麻布商店街の反対側にがあったのですが数年前に閉店。久しぶりに東麻布に戻ってきました。
今度の東麻布店は東麻布の1丁目。桜田通り沿いの中古外車屋さんのビル、以前はタバコ屋だった場所です。▲間口は狭いけど奥行きは十分。以前の東麻布店より広々としています。
タワーズの跡、タバコ屋の跡はなかなか埋まらないなぁと思っていたらびっくり屋さんが入ったのはびっくりです。
びっくり屋
麻布十番本店
港区麻布十番 2-8-8
広尾店
港区南麻布5-16-5
白金店
渋谷区恵比寿3-47-1
二の橋店
港区南麻布1-6-34
東麻布店
港区東麻布1-13-2
赤坂店
港区赤坂8-8-4
光林寺店
港区南麻布4-15-9