2020年10月に新しくできた六本木のアートスポットAnb Tokyo (アンビートーキョー)のご紹介です。
元々カラオケ屋さんだったビルが新しいアートスポット変身しました。
入り口はこんな感じです。▼
1Fは0%というノンアルコールドリンクだけというバーです。
バーの横の入り口から2階へ上がります。
オープニング展はwebによる完全事前予約制でした。
開館最初の展覧会はANB Tokyoオープニング展「ENCOUNTERS」です。
なお、この展覧会は11月8日に終了にしています。
カラオケ展だったビルの内装を解体してスケルトン状態になっています。
ANB tokyoはアカツキというゲーム会社CEO香田氏の個人寄付と、「営業利益の1%を目途に非営利の活動に資金を還元する」趣旨に基づく寄付を受けて立ち上げた一般財団法人東京アートアクセラレーションの運営です。
それではオープニングの展覧会の様子を見ていきます。
各階ごとにテーマが設けられ、各々キュレーターと出品アーティストが違いますので、4つのギャラリーを巡るような感覚です。
まずは2Fの受付の上の3階から▼
さらに上って4Fのテーマは「NIGHTLIFE」です。
さながらクラブに迷い込んだような雰囲気です。
ブラックライトに明滅するモニター、六本木という土地をそのまま作品に消化したような空間はHouxo QueとMES2組のアーティストの作品です。
そして次は一番上の7Fへ行くように言われたので7Fへ
7Fは「SOURCE/ADIT: Studio TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH」
写真の機能や概念を拡張させながら、2020年代を迎えた「東京」を多面的に再解釈していくプロジェクト「TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH(TPR)」を紹介するフロアです。
その次は6Fです。
6Fは「And yet we continue to breathe.」
片山高志、郷治竜之介、林千歩の平面作品。
山形一生の映像作品。一瞬のまばたきを永遠に留めるような喜多村みかの写真で構成されています。
そして最後は4Fへ
4Fは「楕円の作り方」
家族と自分をテーマに写真を撮り続けてきた長島有里枝によるポートレート。
機械にグラフィティを描かせるヤン・ツーの作品▼
スクリプカリウ落合安奈の写真作品▼
グラフィティアーティストNAZE▼
他にマーサ・ナカムラ、松田将英の作品が展示されている。
上階から今まで見たことのない六本木の景色を見ることができた▼
今後通常のアートの展示・展覧会以外にも様々な活動が期待されるオルタナティブなスペースに注目したい。
Anb Tokyoの場所
六本木の交差点から外苑東通りを東京タワー方面へ右側を歩いて徒歩約2分です。
Anb Tokyo
港区六本木5-2-4