ニュージーランドの香り ワカヌイ

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数年前にオープンするや東京のステーキのスタンダードを一新してしまったワカヌイ

当初は麻布十番の外れ、東麻布の地下に位置し、そこで密やかにしかし確実にファンを増やし、2年前から東京タワー隣に移転し、今や押しも押されぬ人気店になっています。

ここはニュージーランド食肉公社が日本市場を開拓するためのアンテナショップ的役割を持っていて100%国策会社が運営しています。しがって、ラム肉やオーシャンビーフなどの牛肉さらにワインなどニュージーランドの食材は、まさに国の威信をかけた信頼できる美味しさ。

また、お値段も他の同様なお店と比較しても明らかに安価に設定されています。

例えばランチ。コースになるとそれなりのお値段が付けられていますが、カジュアルランチならコーヒーが付いて1,670円。良く焼いたジュシーな牛肉にパンはメゾンカイザー。

東麻布の頃はもっと安かったのですが、さすがに場所柄か値上げせざるを得なかったようです。



 こちらはプリフィクスのランチコース

ワカヌイは東京タワーの道を挟んで向かい側。以前紹介した「タンゴ」とはすぐ近くです。

タンゴとは違いビルの10階という高い位置なので東京タワーがすぐ横に見えます。
店内のほとんどの席から東京タワーが見えますし、テラスに出れば東京タワーをすぐ頭上に見上げる絶好のロケーション。

ランチも良いのですが、やはり行きたいのは夜のワカヌイ。

ディナータイム、特に週末は予約が必須です。平日で席の場所や人数に拘らなければ気の向いたまま訪れても困ることはまずないと思います。

そんなワカヌイで一番のおススメ。牧草牛フィレ。
化学飼料を使わずニュージーランド南島で牧草だけを食べて育成されたビーフ。

250gと500gから選べますが、250gなら2人でシェアするのが適量。大勢で食べる際やとにかくお腹いっぱい肉を食べたい! 時は500gですね。
相当な量ですので覚悟して注文してください。

もう一つのニュージーランド名物でワカヌイでもおススメなのがスプリングラムのラムチョップ。

ランチタイムもディナータイムでも食べられます。1本 420円というバーゲン価格です。

お肉が焼きあがるには時間がかかるので、席についたら食前酒とまずはラムチョップをオーダーしましょう。ラムチョップはすぐに出てくるので、メインのお肉が出てくるまでこれで空腹をしのぎます。

NZの国策会社ということで、お店のスタッフのお肉に関する知識も抜群です。気後れせずいろいろリクエストしてもきっと対応してもらえます。また、美味しい食べ方や調理方法などを質問するとこれまた的確な回答が返ってきます。

美味しいニュージランドのお肉と素晴らしい景色だけでなく、ニュージーランドやそのお肉の新しい発見もできるという意味で、いちどは絶対足を運ぶべきレストランです。

 

ワカヌイ
港区芝公園3-4-30
定休日:なし
営業時間:11:30 – 15:00, 18:00 – 23:00

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