Mahlzeit (マールツァイト) – ドイツ文化会館のドイツ&オーストリア カフェレストラン

SNSでシェア:

ドイツ文化会館のカフェレストラン「Mahlzeit(マールツァイト)」

赤坂(駅では青山一丁目)にあるドイツ文化会館。ここには「ゲーテ・インスティトゥート東京」が入っていたりドイツ関係のイベントが開催されたりするドイツを紹介する施設です。そして誰でも利用できるドイツ料理の飲食店も入っています。

今(2022年現在)は「Mahlzeit(マールツァイト)」というドイツ&オーストリア料理のベーカリーレストランが営業しているので紹介します。

ドイツ文化会館の1Fの飲食は、マールツァイトの前はドイツ料理のレストラン、その前はベーカリー風なカフェレストランというように数年毎に入れ替わっています。期限を切った入居契約なのでしょうかね。▲青山通りの草月会館の脇からちょっと奥まった閑静な場所にあるドイツ文化会館。

重厚な建物の前にこのようなメニューボードが立っています。

ドイツ文化会館に用事がある人はもちろん、そうでない人も自由に利用可能です。

▲ドイツ文化会館の中のホール。

ここでドイツ文化の紹介イベントとか展覧会などが行われます。

向こうに見える中庭はレストランのテラスです。

天気が良いと多くのお客さんがこのテラスでカフェしたり食事をしています。

PR

マールツァイトでランチ

ランチは11時から14時まで。

この辺りでは人気のレストランなので12時前後は混みます。どうしてもという場合は予約するのがオススメです。

▲左が「ドイツ式ハンバーグ『ブーレッテ』 チーズとベーコン添え」、右が「青エンドウ豆を練り込んだシュペッツレ ブナ燻製のシュペックと共に」。

どっちも長い名前ですけど要するにハンバーグとニョッキです。

▲粗挽き肉の本家ドイツなハンバーグの上にさらに分厚いベーコンが添えられていました。

これはお腹もいっぱいになるし、パワーが付きそうなランチです。

▲シュペッツレは日本でお馴染みのニョッキのドイツ版みたい感じ。パスタはドイツに行くとこうなるんですね。

ハンバーグと違ってこっちは野菜が多くてヘルシーなメニューです。

▲ランチにはサラダとパンとドリンクが付きます。

ビーツのピンクがきれいなソースが目にも舌にもアクセントです。

PR

マールツァイトのコーヒーとデザート

もちろんカフェとしても利用できます。

この日のカフェではシュヴァルツァーとメランジェをオーダー。

▲これはメランジェ。

コーヒーの上にミルク、その上に泡立てたミルクが乗っています。

▲見かけはカプチーノですね。

▲これはシュヴァルツァー。

めちゃくちゃ濃いです。

▲これはウィーン風リンゴのパイ包み焼き。

要するにウィーン風アップルパイでしょうか。

▲中身はリンゴがぎっしり。

ランチタイムを除けばたいてい空いているのでカフェとしてゆっくり利用することができます。

PR

マールツァイトの店舗

ドイツ文化会館に入ってホールの隣が店舗です。

今の時点ではドイツ文化会館に入る時に検温と手指の消毒が求められます。

▲外から見た店舗の様子。

入口があってカウンターがあって奥に客席がある構成は昔から変わっていません。

▲入口とショーケースとレジカウンターです。

今はベーカリーも兼ねているので奥のキッチンではパンを作っている音が聞こえてきます。

マールツァイトのメニュー

▲これはドリンクのメニュー。

ドイツのコーヒーの種類が分かりやすく図示されているので嬉しいです。

これ、有栖川公園の「有栖川珈琲」でもこうやっていましたね!

▲軽食とデザート。

一部はテイクアウトも可能。入口近くのショーケースに置いてあります。

▲これはランチメニュー。

ドイツ料理が並んでいます。また日本語で分かりやすく解説されているのも嬉しいです。

夜は20時まで営業しているのでディナーもいただくことができます。

PR

マールツァイトの店内

店内はシンプルな作り。

▲このように壁に沿ってソファ席が並んでいます。

だいたい20席分くらいでしょうか。

▲レジカウンターの隣のバーカウンター。

▲これはソファ席から。

中央にもテーブルが並び、窓際にも2人席が並んでいます。

▲ドイツ的な線と面の構成がカッコいいです。

▲コロナとか関係なくゆったりと席が配置されています。

PR

オープンテラスや無限トイレ

ドイツ文化会館の中庭がオープンテラスになっています。

▲雨の日はさすがに利用できなくて、このように椅子が片付けられています。

▲テーブル数が多くないので天気の良い日のランチタイムは争奪戦になっています。予約も可能です。

この写真を撮ったのはランチタイムの直前。このあとあっという間にテーブルが埋まってしまいました。

▲これはトイレの中。

鏡をうまく使って永遠に続くように錯覚します

PR

マールツァイトのパンとお菓子

それはショーケースに並ぶパンやお菓子を見てみましょう。

▲上段にはオニオンケーキ、ケーゼクーヘン、ザッハトルテなどドイツ風のケーキが並んでいます。
(並ぶ商品は日によって異なるようです)

下段にはサンドイッチ

▲これは惣菜とビール。

アイスバインやザウアークラウトなど。家で料理する時に便利そうです。

▲上の棚に置かれているのはクグロフとシュトレンクーヘン(シュトーレンとも呼びますね)。

こういうドイツのお菓子が普通に置かれています。

そして一番下の段はクラフトワーク(Kraftwerk)のLP。んっ? クラフトワーク?
まぁドイツの有名なバンドですからね。でも売り物ではなさそうです。
ちなみに左から「エレクトリック・カフェ」、「ヨーロッパ特急」です。
▲プレッツェルも。

プレッツェルというとニューヨークの街角の屋台で売ってますけど、もちろんドイツがオリジナルです。

そしてクラフトワークは「コンピューター・ワールド」。
この辺りはオーナーの趣味なのでしょうか、それともドイツをアピールするのにクラフトワークが似合っているのか。

日本で細野晴臣がYMOを結成する時のコンセプトは「マーティン・デニーをクラフトワーク風に演る」というものだったんですよね。そのくらいシンセ・ポップ、エレクトロニクスミュージックの先駆けだったわけですし。

▲この棚にはセンメルやシュガープレッツなど。

中の段には陶器のプレートやコーヒーカップ。

一番下の段にあるのは「ネーナ(Nena)」ですね。

写真は明らかにネーナなのですがこのジャケットは見たことがなかったので家に帰って調べましたよ。
このジャケットの中身は彼女の大ヒット「ロックバルーンは99」のマキシ・シングル(12インチシングル)。
スペインなどヨーロッパの一部の国ではこのジャケットが使われていたそうです。

テクノポップの先駆け「クラフトワーク」、英語以外の言語で全米チャート1位になった歴史上2番目の曲(1番目へ坂本九のスキヤキ – 上を向いて歩こう)「ロックバルーンは99」の「ネーナ」、たしかにドイツを代表するバンドです

PR

Mahlzeit(マールツァイト)の場所

住所的には赤坂ですが最寄り駅は青山一丁目駅です。

もちろん赤坂駅からも赤坂見附駅からも歩けますが。

▲青山一丁目駅からだと青山通りを赤坂見付方面へ。

高橋是清翁記念公園と草月会館の間の道を入って100mほど。

ドイツ文化会館の建物の1階になります。青山一丁目駅から徒歩10分弱です。

駅からちょっと離れていますがその代わりドイツ料理やドイツの雰囲気を手軽に楽しめ、あまり混むこともありません。

草月でのイベントとか青一辺りをぶらぶらしたついでに訪問してみるのはどうでしょうか。

Mahlzeit (マールツァイト) 基本情報

店名 Mahlzeit (マールツァイト)
住所 港区赤坂 7-5-56
最寄駅 青山一丁目駅
定休日 不定
営業時間 10:00 – 18:00  (ランチは11:00 – 14:00)
禁煙・喫煙 禁煙

 

記事の評価
SNSでシェア:
PR