2014年に都道415号の一部が「麻布通り」と命名されました。
古川橋から飯倉片町を抜けて六本木通りに繋がる道路。
それまで特に名もなく、かといってそれで不便もなかったのですが、正式な道路愛称として「麻布通り」になりました。
港区の中心部には六本木通り、桜田通り、外苑東通り、外苑西通りなど愛称を持つ道路が何本も走っていますが、そこに麻布通りが加わったわけです。
この麻布通りは古川橋(南麻布2丁目)から二の橋、一の橋や飯倉片町を通り、六本木一丁目で六本木通りに繋がる(ほぼ)真っ直ぐな道路になります。
ちなみに古川橋から一の橋までは首都高2号線が脇の古川の上を走り、新一の橋から六本木通りまでは首都高の都心環状線(C1)が頭の上を走り、ほぼ首都高沿いの道路といってもよいでしょう。
古川橋、三の橋、二の橋、一の橋、新一の橋、飯倉片町、六本木一丁目。ほぼワンブロック毎に大雑把な名前が付いているので、タクシーで行き先を伝えるのも「しんいちの先で止めて」とか「かたまちを曲がって二の橋で降ろして」というように、特に通りの名前を伝えなくてもだいたい目的地に着けてしまうんですね。
そんなこともあって交通量は多いけど特に通りの名前がなくても困ることはなかったわけです。
でもここ1年くらいで道路沿いに「麻布通り」という道路標識が増えているのでだいぶ知名度が上がってきました。
ただ未だに麻布通り沿いのどこそこ・・とタクシーの運転手さんに伝えても判ってもらえないこともあるので、どんどん教えてあげたいですね。