前回六本木のジャズ・バーとして「Maduro」を紹介したので次はジャズ喫茶を紹介・・と思ったのですが、ちょっと思いつかなかったので麻布エリアからは少し外れてしまいますが恵比寿のジャズ喫茶「Asylum(アサイラム)」を紹介します。
老舗なジャズ喫茶ではなく往年のジャズ喫茶の雰囲気を再現しつつ珈琲はいわゆるサードウェーブ系な喫茶店です。
音楽で ”Asylum” というとデビッド・ゲフィンらが設立したアサイラム・レコード、70年代にシンガーソングライターや今で言うルーツ系ロックの名盤を多く送り出したレコード会社を思い浮かべてしまいますが、このジャズ喫茶Asylumは別の意味で ”Asylum” を使っているようです。
いちおう恵比寿のジャズ喫茶というくくりですが住所は渋谷区です。
とはいえ渋谷駅から歩くより恵比寿から歩いた方がずっと近いです。
Asylumの店内
往年のジャズ喫茶の雰囲気といっても本格的なジャズ喫茶のストイックな感じはありません。もうちょっとライトなジャズ喫茶ですね。
アバンギャルドなフリージャズが流れていて私語禁止みたいなお店ではないです。普通のモダンジャズです。
▲レジとカウンター。
最近はテイクアウトも始めたようです。
▲二人用のテーブルが2卓、奥には4人用テーブル。
さらにその奥にはコーヒーの焙煎機が見えます。ここが単なる喫茶店ではなく ”Roaster” を名乗る所以です。
またカウンターの奥にLPレコードが並んでいるのが見えます。
そう、Asylumではアナログ・レコードでジャズを流しているのです。
▲これは窓際のテーブル。
ちなみに全面喫煙OKです。
これは往年のジャズ喫茶ですね。
Asylumのメニュー
▼カフェですが軽食もありランチもいただくことができます。
▲ドリンクのメニュー。
実はコーヒー以外で利用したことがないのでドリンクメニューしか写真がありません・・・
▲で、これがアサイラム・ブレンド。
濃いめのブレンドコーヒーを飲みながらタバコを一服、BGMはダンモ。気分は60/70年代ジャズ喫茶ですね。
Asylum の場所
恵比寿駅から5分ちょっと、渋谷駅からだと15分弱くらいでしょうか。
Asylumだけを目的に訪問することは近所の人を除けばあまりないと思います。
恵比寿駅から渋谷橋の交差点に向かい、渋谷川の手前の路地を入り渋谷方面へずんずん歩きます。
テアトル・エコーのところも過ぎてさらに渋谷方面へ向かいます。
そうすると突き当りが見えてきます。
その手前には自動販売機が見えますね。
▲その自動販売があるところがあの「Toys McCoy(トイズ・マッコイ)」。
この近辺ではほぼ唯一の有名店です。
Asylumの場所を説明するのに ”トイズマッコイの近く” の方が判りやすいかもしれませんね。
で、トイズマッコイも過ぎて突き当りを左。
写真でシルバーの車が止まっているのがAsylumです。
恵比寿の奥でちょっとゆっくりコーヒーとかしたい時におすすめです。
2019年9月24日で一時休業
こんなAsylumでしたが、2019年9月24日から一時休業に入っています。
ホームページや店頭の張り紙によるとあくまで”休業”のようなので再開を待ちたいですね。
Asylum Coffee Roasters
渋谷区東 2-29-6
定休日:日曜日
営業時間:10:00 – 20:00