マルシェ六本木 西麻布
西麻布の交差点近くにあるスーパーマーケット、マルシェ六本木 西麻布店。この辺りはスーパーが少ないせいか、いつも賑わっていて、マルシェというオシャレな店名とは裏腹に昔ながらの八百屋さんや魚屋さんのような活気があります。
生鮮食料品や惣菜などはコンビニやミニスーパーを圧倒しているので、西麻布ローカルだけでなくちょっと遠くても自転車で買いに行こうかくらいの、地元密着型スーパー。また気軽に配達を頼めるところも、特に高齢者の方たちに支持を得ていた理由でしょう。
マルシェ六本木というと六本木交差点のすぐ近くに本店がありました。そちらは間口は狭いながらも雑貨の扱いがあったり店内を鉄道模型(?)が走っていたりして、なんとも無国籍六本木な雰囲気のスーパーでしたが、何年も前に閉店してしまいました。
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青山陸橋下の新店舗
2022年9月末でいったん閉店した「マルシェ六本木 西麻布」ですが、2023年から同じ西麻布町内に移転して営業を再開しています。
また店名も「マルシェ 西麻布」と改名したようです。
▲場所は外苑西通り沿いの青山陸橋の手前。住所でいえば西麻布の2丁目になります。
西麻布の交差点から500m以上あるので調達先として利用している西麻布の飲食店などはともかく、戸塚スーパー時代からのお客さんの中には遠くて通うのは無理という人もいそうです。
▲これは1丁目にあった店舗の閉店セールの様子です。生鮮食料品を除く全商品が1割引ということで、閉店を惜しみつつお得な商品を求めて夜まで賑わっていました
▲最終日の9月30日(金)は閉店の18時まで生鮮食料品も含めて全品半額。
これまでお世話になったお礼も兼ねて最後の買い物に出かけたいですね。
マルシェ六本木西麻布の店舗
マルシェ西麻布は、西麻布の六本木通りからも外苑西通りからも一本奥まった場所にある地場スーパーです。
▲かつての場所は六本木通り西麻布交差点を権八の前を通って六本木方面に向かい、2つ目の角を左折した先の左側。
▲場所柄通りすがりの人が入ってくる事は少なく、昔なじみの常連さんが足繁く通うスーパーでした。
その証拠に配達システムがあり、レジで配達希望を申告すると袋ではなくダンボール詰めにして届けてくれるのですが、配達利用のお客さんが住所や名前の記入をしているところを今まで一度も見たことがないのです。
おそらくお店の人はお客さんをどこの誰だか把握しているのだと思います。
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西麻布の地元のスーパー
▲そういう配達利用の常連さんは圧倒的に高齢の方が多く、このスーパーは西麻布居住高齢者の大事な食のライフラインとして機能しているようです。
また、そんな関係だから常連さんとの会話も多く、珍しい野菜やその食べ方を威勢良く話しているのもよく耳にします。
▲ずっと前は「スーパー戸塚」、その前は八百屋だったこともあり、旬の野菜は充実していて小さい店ながら頑張っています。
当時の店名がビルの壁面に残っていますね。今も法人名は戸塚食品なのかなあと思っていましたが、閉店のお知らせを読むと今は別の会社名義になっていました。スーパー戸塚からマルシェ六本木になった時点で居抜きで店舗が買われていたのでしょう。
さて、前身が八百屋さんということで野菜はいいけど魚や肉はイマイチかと思いきや、店奥の右側が魚で左側が肉なのですが、こちらもそれなりに揃っていて実はなかなか使える店なのです。
▲お魚もすぐに料理できるようおろしてあるものも多く便利ですね。
意外と活気があって商品の回転も早いので、夕方になるとお肉の種類もめっきり減ってしまいます。
値引きシールが貼られる時間を狙って行ったつもりが肝心のお肉が売り切れていてガッカリすることもあり、なかなか悩みどころですね。
▲ただ、店内は麻布十番のダイエーの1階分くらいの広さしかないので、あまりマニアックなものを求めるのは禁物です。
しかし基本的なものは大体一通り揃います。わずかながら文房具類も置いてありますし、お惣菜もあって揚げ物やお弁当も購入できます。
値段は周りのスーパーより少し割高な商品もありますが、格段に安いものもあり、そのあたりは使い分けをして賢く利用することをオススメしたいですね。
私の印象では生鮮食品に安いものが割と多い気がするので、商品の回転が早いのだろうと思います。
マルシェ 西麻布
港区西麻布 2-2-2
定休日:日曜日、祝日の月曜日
営業時間:10:00 – 21:00