飯倉の東京アメリカンクラブ内のフレデリック・ハリス・ギャラリー(Frederick Harris Gallery)で開催中のEd Moses(エド・モーゼス)展を観てきました。
フレデリック・ハリス・ギャラリーについては先日も記事にしたので今回が2回目です。
東京アメリカンクラブのロータリー。
左側の入口からクラブハウスに入ったらそのまま真っすぐ進むと
このように案内板が。フレデリック・ハリスは地下1階なのでエスカレーターで地下に下ります。
エスカレータを下りると地下1階。さらにエスカレーターで地下2階まで下りるとボールルームがあり時には盛大なパーティーなどが催されているようです。
上の写真の壁を右に進むとフレデリック・ハリス・ギャラリーです。
今年91歳になるカリフォルニアの巨匠の、80年代の「The Grid」という作品。
和紙に印刷したものをコラージュした作品のようです。
これは2017年の最新作「Tok 4」。
油彩ですが大胆な空白と筆使いがなおも若々しい作品ですね。
これも2017年の最新作。
90を過ぎてもこんな抽象度の高い、実験的作品を描き続けるエド・モーゼス。南カリフォルニア、つまりロサンジェルスということで前衛といっても深みはないだろうと思いがちですがどうしてどうして。刺激的な作品が20点近く並んだ充実した個展でした。
エド・モーゼスの制作風景やプライベートショット。こう見るといかにもな南カリフォルニアのアメリカ人ですね。
せっかくのエド・モーゼス展ですが9月3日の日曜日で閉幕。もし間に合うようなら3日は夜の10時までギャラリーが開いていますからひと目観ておくことを奨めます。
フレデリック・ハリス・ギャラリー
港区麻布台2-1-2
休廊日:なし
開廊時間:7:30 – 22:00