蕎麦切り しん
広尾の商店街の裏、古くからの住宅が並ぶ一角に2021年春にオープンした「蕎麦切り しん」。
普通の蕎麦屋さんでもあるけど高級な和食割烹としての利用がメインな広尾らしい蕎麦屋さんです。
夜は蕎麦をメインにしたコースが3,000円からとなっていますが、蕎麦屋さんとしての利用もOK。ただがっつりお昼を食べる蕎麦屋さんじゃなくて、これはデート向きです。
でも今回は一人でランチに訪問してみました。
▲メニューのカバーは木製。中にメニューが書かれた和紙が挟まれています。
店構えは古民家風ですしメニューは木製ですし、そばはいわゆる十割そば。でもまだローカル以外にはあまり知られてないみたいです。
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胡桃だれせいろ
今回は「胡桃だれせいろ」を注文してみました。
「薬膳カレー南蛮」という面白そうなものもありますね。またどれも500円で大盛りにできます。
胡桃は適度な大きさに割られていますが最終的には自分ですりつぶします。
右の容器には胡桃だれが入っています。
またそばを長くできないので比較的短いそばが盛られています。
▲こんな感じです。短いので食べやすいといえば食べやすいですね。
また上品な東京のお蕎麦なので量的にはそれほど多くありません。
男性でしっかり食べようと思ったら大盛りにした方が良さそうです。実際居合わせた男性客は大盛りで注文していました。
胡桃と薬味
こういうお店はただお蕎麦を食べるだけでなく、そのプロセスをも楽しむものなのでしょう。
▲胡桃は一粒分くらい。これをすりつぶした上にさらに胡桃だれをかけるので、かなり濃厚な胡桃の味になります。
胡桃は柔らかいのであまり力を入れなくても簡単にすりつぶすことができます。
▲薬味はネギとかぼすとわさび。
かぼすと胡桃の組み合わせが新鮮でした。
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蕎麦切りしんの店構え
1階は貸し切り用みたいです。ランチのお客さんはみんな2階へ案内されていました。
この時はテーブルの上に何もありませんでしたが、人数によってパーティションで区切るのだと思います。
▲こちらは8人用の大きなテーブル。2人用にパーティションで分けて4組分の席になっていました。
また壁の萌木色で分かりますが、あくまで ”古民家風” であって実際はちょっと古い民家をリノベした内装です。
▲1階がキッチンなのでオーダーなどスタッフに用事がある場合は呼び出しボタンを使います。
昼間の明るい時はいろいろ目立っちゃいますけど、夜になればかなりムーディーに和食や蕎麦を楽しめると思います。
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白いのれんは蕎麦屋というよりちょっと気取った和食の店という感じ。実際「しん」の本質はそっちだと思います。
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場所と行き方
広尾の商店街なんですけど、ちょっと分かりづらい場所にあります。
▲広尾の商店街の「廣尾湯」という銭湯の脇の路地を入ります。スタバの向かいの小路ですね。
30mほど入った右側に「hal okada」というヴィーガンケーキ屋さんがある角。道は左に折れているように見えますが気にせず真っ直ぐ小道を進みます。
▲小道が突き当たる一つ前で右に入るとこのような「蕎麦切り しん」の店舗があります。
広尾の駅から徒歩1分。
駅近だけど隠れ家というのがいいですね。そして広尾だし駅から近いし雰囲気もよく食事ができるのはポイント高いです。
それにしても、人からは高級だセレブだ言われる広尾の商店街の裏が実はこんなに庶民的な雰囲気だというのはあまり知られていませんね。
メニュー
最後にメニューを紹介します。
ドリンクメニュー
夜は蕎麦割烹なのでアルコールメニューが充実です。
季節ごとに変わるクラフトビールがおすすめだそうです。
写真はありませんが日本酒もあります。
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食事メニュー
蕎麦、ドリンクに加え、きちんとした食事メニューもあります。
蕎麦御膳というセットでもいいですし、アラカルトでも。
この辺りはいずれきちんと食べてみたいですね。
種類は少ないですがどれも気になりますね。
蕎麦屋さんなんですけど、蕎麦だけでもOKですし酒と肴でチビチビやって最後に蕎麦というのもOK。
そして和食コースを味わって最後に蕎麦で締めるというように、蕎麦をメインにバリエーション豊かに楽しめるのがここのコンセプトみたいです。
普段使いのランチとして利用するのも良いですが、やはり本領は夜の和食蕎麦割烹としての利用でしょうね。
蕎麦切り しん 基本情報
店名 | 蕎麦切り しん |
住所 | 渋谷区広尾 5-4-20 |
最寄駅 | 広尾駅 |
定休日 | 火曜、水曜 |
営業時間 | 11:00 – 14:30、17:00 – 22:00 |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |