Pizza Slice2
南青山・表参道で人気のスライス・ピザが「Pizza Slice2」。代官山でいつも行列になる「Pizza Slice」の2号店です。
ニューヨークのピザ屋をイメージしているそうですが、さすがユナイテッド・アローズだけあって細部までこだわりがある店舗になっています。
Pizza Slice2はキャットストリートに移転しました。
▲Pizza Slice2は南青山のユナイテッド・アローズの「H Beauty & Youth」の地下が店舗なのです。
”PIZZA 3.90″ というようにアメリカ式の値段表記(よく見ると ”PIZZA 390” ですが)をした立て看が置かれているを目にすると思います。
本来は夜も遅くまで営業しているので、夜のおやつにちょっとピザでもといった時に重宝します。
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Slice2 のピザ
“スライス・ピザ’ といっても、そもそも20インチの大きなピザをスライスするので、1ピースも大きいです。
▲ピザも大きいですがドリンクも大きい。
日本でいったらLサイズかLLサイズのカップに入っています。どちらもアメリカンなサイズです。
▲これは人気の「ペペロニスライス」。
人によってはこれ1枚でランチになる大きさです。
▲これは「ハラペーニョスライス」。
▲このドリンクはピンクレモネード。このカップは日本でも普通のサイズですね。
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Pizza Slice2の店内
ここは代官山の(と言っても猿楽橋の橋の下なので代官山の外れの方です)ピザ屋「Pizza Slice」の2号店になります。
特徴は店名にもなっている「スライス・ピザ」。
8ピースにスライスしたピザをおやつ代わりに食べる、まさにアメリカ風なピザ屋です。
▲店内は金網で囲まれています。
このやさぐれた感じ。アメリカの大都会の、それもちょっとデンジャラスな場所にある店〜という雰囲気です。
▲オーダーは店内の奥のオーダーカウンターで。
店員さんも日本式のいたれりつくせり接客を控えているようで、それも雰囲気を出しています。
▲店内は大テーブルや小さいテーブルが並んでいて客席数としてはかなり大規模です。
水やタバスコ、ピザの受け取りはぜんぶセルフサービス。
▲焼き上がったピザはカウンターで受け取り。
思わずポケットを探ってチップの1ドル札を出したくなりますがさすがにチップは不要です。
そしてカウンターの上に並ぶのは「ミュータント・ニンジャ・タートルズ」のフィギュア。
なんでこれが置いてあるのかというと、舞台がニューヨークでしかもタートルズの好物はピザだから!
なのでしょう。
▲テーブルの上には塩とペッパーとホットペッパーとキッチンタオル。
ベトベトになった手や口をキッチンタオルで拭きながらむしゃむしゃ食べるのもアメリカンです。
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Slice2のメニュー
メニューはシンプルです。
▲カウンター脇のケースに並ぶピザを選んで、あとは必要なドリンクをオーダーするだけ。
ピザは1ピース500円から。
▲ランチセットは1,000円。ピザとドリンクにさらにスープが付きます。
▲これはサイドオーダーで頼んだ「チリ」です。
これは辛いけどピザ屋のおまけメニューレベルを遥かに超えたとても美味しいチリでした。
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Slice2の荒んだ風なトイレ
店内はわざわざワイルドな感じにしていると思うのですが、トレイもさらに凝っています。
▲意味もなくポスターが貼られ落書きだらけ。
ちょっと分かりづらいですがドアの上には「Back 2 Pizza」と入っています。要するにお戻りはこちらですね。
▲わざとやっているとしか思えない乱雑な落書き。
ニューヨークに限らず、アメリカのどこの街にもあるワイルドな人が集まるバーのトイレですね。
でも例えばLAで入った店のトイレがこうだったら早々に引き揚げちゃいますね。
▲洗面台もこうです。チェックするの忘れましたが洗面台はAmerican Standard製じゃないでしょうか。
あとは鏡にルージュで卑猥な言葉と電話番号でも書いてあれば完璧です。
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Slice2とFat Boys
ニューヨークのピザ好きなカメたちがカウンターに並んでいましたが、その隣にもニューヨークのピザ好きが並んでいます。
▲ブルックリンのヒップホップグループ「Fat Boys」のBoxセット。
80年代のヒップホップ初期のこの人たちのデビューアルバムはピザがジャケットなのです。よくこんなマイナーなピザ好きを探してきたなと感心します。
このようにピザもニューヨーク風、店内もピザ屋があるような下町風、ちょっとした小物もピザ。
単に南青山・表参道でピザを食べよう場所ではなく、トータルでニューヨークな雰囲気を味わえる変わったでも愛すべきピザ屋です。
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Pizza Slice2の場所
表参道の駅からならA4出口を出てみゆき通りを根津美術館の方へ。最初の角を曲がってファミマの角を右へ曲がってすぐ。H Beauty&Youthのビルの地下です。
▲地下へ降りるとこのような格好いいネオンが迎えてくれます。
▲店頭にはこのような看板が出ています。一瞬3ドル90セントかと見間違えますが、実は日本円で390円だったりします。
一般的な南青山、表参道的なおしゃれなピザ屋ではなく、ユナイテッド・アローズが仕掛けたニューヨーク風の雰囲気を味わうピザ屋だと思います。
表参道でのおやつとしても手頃な価格のなので、そういう仕掛け抜きにしても美味しいビザ屋です。