六本木が舞台のドラマ 六本木クラス
大評判になった2022年夏のテレビ朝日の木曜ドラマ「六本木クラス」。
2023年からはアマゾンプライムビデオやNetflixなどでの配信が始まりまた話題になっています。その人気ドラマ「六本木クラス」のロケ地を誰よりも六本木に詳しい地元民が紹介します。
テレビ朝日も六本木に本社があり、地元を舞台にしたドラマを制作するということでかなり張り切って地元ロケを敢行したようです。
13話ワンクール。途中ではドラマ外でのあれこれもありましたがとうとう最終話も終わり、しばらく六本木クラスロスに悩む人も多いかも。これまでに登場した六本木とその周辺のロケ地を実際の現地の写真付きで紹介しています。
なにせ六本木が舞台なのでこれまでも私たちがおなじみの場所がバシバシ登場しています。あまりにおなじみの場所が登場するせいか、観ていて「あれっ、この場所へ行くには反対向きに歩いてない?」とかいろいろ野暮なツッコミをしたくなるくらいです。
六本木クラスとは
さてこの「六本木クラス」というドラマですが、これはNetflixで大人気だった韓流ドラマ「梨泰院クラス(いてうぉんくらす)」のリメイクです。
梨泰院クラスをテレビ朝日が日本人俳優を使い日本を舞台に日本でリメイク製作した番組が「六本木クラス」という訳です。
放送開始から最終話までリアルタイムに登場した場所を追加したのがこの記事です。六本木クラスのロケ地巡りをしてみたい方はこのページを参考にしてみてください。
Googleマップも用意したので手っ取り早く場所を調べるにはこちらをどうぞ。
PR二代目みやべ(2ヶ所目)の場所
竹内涼真さん演じる主人公の宮部新(みやべあらた)が経営する居酒屋「二代目みやべ」。
最初の店舗は事情があって退去することになり(詳しくはテレビを視てください)、7話から2ヶ所目となる店舗が登場しています。
この店舗は西麻布のカジュアルイタリアン「ENZO(エンゾ)」が使われています。
▲場所は西麻布交差点のすぐ近く。南青山へ抜ける小道沿いです。場所の詳細やアクセスについてはこちらの記事に詳しく書いてあります。
▲南青山側から見たところ。右の白い外装が二代目みやべです。このビルの裏手、六本木通り沿いには悪名高い ”海老蔵ビル” があったりします。
この写真で真っ直ぐ進んだ先が西麻布の交差点です。
また、向かいのビルには本家「梨泰院クラス」に登場する「タンバム」と店名が同じ「タンバム西麻布」という韓国料理店があります。(写真左の木立の奥)
住所 : 港区西麻布 2-25-2 MAP 定休日 : なし 最寄駅 : 六本木駅、乃木坂駅 |
二代目みやべ(1ヶ所目)の場所
居酒屋「二代目みやべ」の最初の店舗、外観は現役の串カツ屋さんを使っていました。
▲場所は龍土町美術館通り沿いの「串かつ男 男おでん」というお店です。
今は六本木クラスの特別メニューも提供しているようです。
▲外苑東通りから美術館通りに入って少し歩いた左側です。向かいはブルーボトルコーヒーの六本木店、隣はタイ料理の「クルン・サイアム」です。
六本木の交差点から外苑東通りを東京ミッドタウンの方に歩き、最初の信号を過ぎた先の二股を左に入れば美術館通りです。(↑右の写真)
▲夏の間は「串かつ男」という店名で串かつが食べられますが冬になると「男おでん」という名に変わりおでんが食べられるのですね。なので店名が「串かつ男おでん」なのです。
住所 : 港区六本木 7-10-4 MAP 定休日 : 日曜日 最寄駅 : 六本木駅、乃木坂駅 |
株式会社RC(六本木クラス)の場所
新の会社「RC(六本木クラス)」のビルは、六本木のSPACES R7ビルが使われています。また第11話ではこのビルの前の歩道が新と優香が会話するシーンで使われていました。
外苑東通りから龍土町美術館通りへ入る角の新しいビルで、外苑東通りを挟んで向かいは東京ミッドタウン。
▲このビルのところから美術館通り(写真でタクシーが曲がろうとしている先)へ入って100mほど先に「二代目みやべ」の最初の店舗として使われた「串かつ男おでん」があります。
▲またRC社内の会議室も実際のSPACESビルの会議室が使われています。会議室の窓から向かいの東京ミッドタウンが見えるので間違いないです。
第12話で葵が過労で倒れる階段もこの場所です。
▲最終話では何度もこの前の歩道が登場していましたし、最後に葵と龍二が別れを告げるシーンもこのビルの前でした。(正確にはRC本社ビル隣のパブ前からミッドタウン前の交差点まで少しづつ場所を移動しながら撮影していました)
住所 : 港区六本木 7-12-2 MAP 最寄駅 : 六本木駅 |
主な登場人物とキャスト
登場人物とキャストを把握しておけばロケ地のシーンとの関連が分かりやすいと思います。話のあらすじに絡む主な人物をまとめてみました。
宮部 新 (みやべ あらた) 竹内涼真 主人公、二代目みやべ経営
楠木 優香 (くすのき ゆうか) 新木優子 新の同級生で初恋の人。今は長屋勤務
麻宮 葵 (あさみや あおい) 平手友梨奈 二代目みやべマネージャー、インフルエンサー
長屋 茂 (ながや しげる) 香川照之 長屋の創業者で会長
長屋 龍河 (ながや りゅうが) 早乙女太一 茂の長男。新とは因縁の仲
長屋 龍二 (ながた りゅうじ) 鈴鹿央士 茂の次男。二代目みやべの店員
綾瀬 りく (あやせりく) さとうほなみ 二代目みやべの店員
内山 亮太 (うちやま りょうた) 中尾明慶 二代目みやべの店員
松下 博嗣 (まつした ひろつぐ) 緒形直人 元刑事。今は二代目みやべの取引先
相川 京子 (あいかわ きょうこ) 稲森いずみ 長屋の共同創業者の娘、今は専務
田辺 弘子 (たなべ ひろこ) 倍賞美津子 謎の金貸し老婆だけど実は不動産業界の大物で投資家
だいたいこの人たちが六本木やその周辺に登場しまくっています。
さらに詳しい登場人物やその相関関係はTV朝日の公式サイトで確認してください。
各話での登場シーン
各話のシーンで六本木やその周辺のどのような場所がロケ地として使われていたかもまとめてみました。
何度も出てくる二代目みやべの店舗、イケガミビルなどは最初の登場回のみをリストしています。
各話 | 放送日 | ドラマのシーン | ロケ地 |
---|---|---|---|
1 | 7月7日 | 二代目みやべ | 串かつ男おでん |
麻宮葵(平手友梨奈)が踊るクラブ | SEL OCTAGON TOKYO | ||
二代目みやべメンバーが歩くシーン | ロアビル | ||
2 | 7月14日 | 新が出てくる地下鉄の出口 | 六本木通り地下道 |
新が手紙を読むシーン | 六本木交差点 | ||
長屋 六本木 | 権八 | ||
浴衣の優香と再会したお祭会場 | 六本木ヒルズアリーナ | ||
7年後の話をする屋上ビアガーデン | イケガミビル | ||
優香を背負って歩く階段 | 檜町パークタワー | ||
優香のマンション前 | 丹波谷坂 | ||
葵が平手打ちされる交差点 | 星条旗通りの信号 | ||
葵がタクシーに乗るところ | 六本木トンネルの下 | ||
バイクがコケて葵が空を飛ぶところ | 麻布十番パティオ | ||
六本木で新と優香が出会うところ | 芋洗坂ブラザーズ・コーナー前 | ||
3 | 7月21日 | 東京タワーが見える場所 | 六本木ヒルズ 連絡ブリッジ |
葵を待つ龍二 | 六本木ヒルズ 66広場 | ||
葵が合コン男を投げた場所 | 六本木スタジオ前 | ||
葵が逃げ込む男子トイレ | 六本木ヒルズ 地下2階トイレ | ||
葵たちが歩道を走るシーン | 西麻布の六本木通り | ||
4 | 7月28日 | 屋上シーン | イケガミビル |
六本木を歩く葵と龍二 | けやき坂ルイヴィトン前 | ||
六本木を歩く葵と龍二 | けやき坂バーバリー前 | ||
新と優香と葵が鉢合わせする場所 | 芋洗坂 | ||
クラブに行く前の葵と龍二と亮太 | 三田国際ビル前 | ||
葵が元同級生と喧嘩した場所 | 閻魔坂へ下る階段 | ||
酔った優香がふらつきながら歩くシーン | 六本木ヒルズ ローズガーデン前 | ||
葵がキスをディフェンスした場所 | ヒルサイド2F休憩スペース付近 | ||
5 | 8月4日 | 葵が新に110番通報の話をするシーン | 六本木3丁目 |
新と優香の夜のシーン | スペシャTVのビルの裏 | ||
テレビ局の会議室 | テレビ朝日 | ||
新と葵の夜のシーン | ヒルサイド1階 踊り場 | ||
6 | 8月11日 | りくが入るヘアサロン | 表参道のfamille |
龍二が新に謝る場所 | 六本木ヒルズ 連絡ブリッジ | ||
新と相川京子が歩くイチョウ並木 | 神宮外苑のいちょう並木 | ||
7 | 8月18日 | 二代目みやべ(2ヶ所目) | 西麻布のENZO |
葵と龍二が合う場所 | けやき坂モンクレール前 | ||
葵が渡る横断歩道 | 三田一丁目の信号 | ||
相川京子が歩いている場所 | 西麻布2丁目 | ||
相川が松下の娘と出会った場所 | 西麻布の岡部医院前 | ||
松下が盗撮男を取り押さえた場所 | 西麻布いきいきプラザ脇 | ||
新が看板の手伝いをした店 | 西麻布 フレンチモンスター | ||
老婆が借金を回収した店 | 麻布十番 Lau-Lau | ||
8 | 8月25日 | 龍河に追いかけられた葵が転倒するシーン | 六本木スタジオ裏 |
葵が龍河から逃げる階段 | 六本木4丁目の階段 | ||
龍河が出頭した検察庁 | 港区立郷土歴史館 | ||
龍二が夜の六本木を歩くシーン | 外苑東通り フライデーズ跡 | ||
長屋茂が記者会見を開いた場所 | テレ朝7Fのホール | ||
9 | 9月1日 | 新と相川と酔った桐野が歩くシーン | 六本木交差点 |
新と相川と桐野が長屋六本木店で飲む | 権八 | ||
古関のオフィスに向かう新と葵 | 虎ノ門ヒルズ | ||
古関の会社がみやべに投資するニュースが流れるシーン | 汐留の地下街 | ||
新がジョギングを始める場所 | 東京ミッドタウン | ||
ジョギングする新が下りる坂道 | 檜町パークタワー | ||
ジョギングする新が下りる階段 | ヒルサイド1階 踊り場 | ||
雨の中で葵が泣き崩れるラストシーン | けやき坂のアート・オブジェ | ||
10 | 9月8日 | 雨の夜に新と優香が会うシーン | ヒルサイド2F休憩スペース前 |
タクシーの中から葵が電話するシーン | 六本木交差点近くの六本木通り | ||
タクシーを降りた新が優香が出会うシーン | なだれ坂 | ||
太陽テレビの会議室 | EXタワー | ||
11 | 9月15日 | RC(六本木クラス)の本社ビル | SPACES R7ビル |
RC本社の会議室 | SPACES R7ビル | ||
RC本社のビル内 | 実践女子大渋谷キャンパス | ||
新の運転するクルマの走行シーン | 外苑東通り | ||
歩いてきた優香と新が会話するシーン | RC本社ビル前の外苑東通り | ||
新と葵が会話する東京タワーが見える通路 | 六本木ヒルズ連絡ブリッジ | ||
桐野雄大のオフィス | EXタワー | ||
桐野雄大が出所してきた龍河と遭遇した場所 | 東麻布一丁目交差点 | ||
葵と優香が入ったカフェ | Freeman Cafe | ||
葵と龍二が出会ったオフィスビル | 晴海トリトンスクエア | ||
新と優香に遭遇したショックで飛び出していった葵 | ヒルサイド2F休憩スペース裏 | ||
飛び出していった葵を探す新 | けやき坂モンクレール前 | ||
12 | 9月22日 | RC(六本木クラス)の本社ビル | SPACES R7ビル |
葵が過労で倒れる階段 | SPACES R7ビル | ||
新が葵へのプレゼントを買うジュエリー店 | けやき坂ティファニー | ||
誘拐された葵を救出に新がテスラで向かう道路 | SPACES R7ビル前の外苑東通り | ||
最終 | 9月29日 | 優香が告発状を持参する検察庁 | 港区立郷土歴史館 |
優香が歩く東京タワーが見える歩道 | 三田通り | ||
新が歩く六本木の大通り | 外苑東通り | ||
優香が歩く六本木の大通り | 外苑東通り | ||
葵と龍二が別れを告げる歩道 | SPACES R7ビル | ||
アメリカへ旅立つ龍二が歩く歩道 | 三田通り | ||
新と葵が夜景を背景に抱き合う場所 | 六本木ヒルズ スカイデッキ |
六本木
六本木は都内でも有数の繁華街で昼夜問わず歩行者もクルマも交通量が多いです。そのため通常はロケの許可がなかなか下りません。そこを頑張ってロケ撮影しまくっていたので、テレビ朝日も相当力を入れていたようですし、管轄の麻布警察署もかなり協力したと聞いています。
明らかに早朝に撮影した映像や夜のシーンが多いのは、やはり周囲に気を使って撮影しているのでしょう。
六本木交差点
六本木のランドマークである六本木交差点。ここは何度か登場しています。
▲六本木の交差点のアマンド側です。頭上は首都高です。
私たちが交差点を撮影しても、だいたいこのようにクルマや人が写り込んでしまいます。
でもドラマではほとんど人のいない交差点シーンが出てきて、最初はCGで合成したのかと思いました。実際には夏の早朝に撮影したのだと思います。
▲その六本木交差点の斜向い側です。三菱UFJ銀行やソフトバンクショップがある角ですね。
写真右端のビルのビルボードも登場しました。
第10話で葵がタクシーの中から電話をするシーンは、六本木の交差点から溜池の方に六本木通りを走っています。
後ろにソフトバンクとY!モバイルのショップ、それにコンビニが映っているのですぐ分かります。
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外苑東通り
第11話で新の乗る自動車テスラが走るのは六本木の外苑東通りです。
三田通り、日比谷通りを走る場面から繋がって最後に六本木の交差点から外苑東通りを乃木坂の方へ走ってRCの本社ビルへ入ります。
新とテスラのドライブルート
第11話で新がテスラ3で走るルートを推測してみます。
まず登場するのが三田。それから第一京浜を遠まわりして日比谷通りを走り、芝公園を抜け東京タワーの下を抜けて六本木へ。
詳細には、三田二丁目交差点(慶応大学のところ)〜札の辻交差点〜第一京浜〜芝五丁目交差点〜日比谷通り〜増上寺〜港区役所前交差点(東京プリンスホテル前)〜芝公園〜東京タワー〜外苑東通り〜RC本社ビル。
このルートで走ったのだと思われます。だいぶ遠回りですが、赤羽橋あたりをスタート地点にして一度クルマで走ってみるのも楽しいと思います。飯倉片町の交差点からRC本社ビルまでの間が混雑しますが、それ以外の道は意外と快適に走れますし、途中には観光スポットも多いです。
外苑東通り フライデーズ跡
第8話では龍二が六本木の交差点から東京タワー方面に外苑東通りを歩く夜のシーンがありました。
最終話でも長屋茂を後にした新が歩いたり、優香が歩いたりと何度か登場した場所です。
▲六本木のフライデーズ跡のあたりの外苑東通りです。道路の反対側にはファミレスの「ガスト」やレコード会社のビーイングのビルが見えます。
六本木の目抜き通りとも言えるような場所でパンデミック以前は怪しい客引きも多かったのですが、今はそうした人たちは居なくなって夜でも安心して歩けます。
▲さらに進んで東京タワーが見えてくるのは「つるとんたん」の手前あたりから。
右に見える白い大きな建物はロアビルです。
芋洗坂
名前だけは日本中に知られている芋洗坂(いもあらいざか)も登場しました。
▲六本木の交差点から斜めに下ってくる坂道です。芋洗坂自体はこの先まだまだ下って行くのですが、その途中のファラフェル(イスラエル料理)のお店「ブラザース・コーナー」前でも撮影が行われています。
ちなみに、道の向かいに見える居酒屋は昔、吉野屋があったところです。
▲また「ブラザーズ・コーナー」向かいのカンデオホテルズの前でも撮影が行われています。
饂飩坂
六本木のメインストリートの外苑東通りから芋洗坂へ下りる「饂飩坂(うどんざか)」の坂下も登場しました。
▲場所は閉店してしまったファラフェル・ブラザースの店先あたりです。
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クラブ SEL OCTAGON TOKYO
六本木クラスの第1話冒頭で麻宮葵(平手友梨奈さん)がクラブで踊っています。
このクラブは六本木に実在する「SEL OCTAGON TOKYO」です。
▲でもこのクラブ、「二代目みやべ」の最初の店舗のすぐ目と鼻の先。黄色いDHLのバンの鼻先が二代目みやべという設定で撮影が行われた「串かつ男おでん」です。
つまり葵は自分がマネージャーを勤める店を抜け出してすぐ裏のクラブで踊っていたのですね。
▲これは「SEL OCTAGON TOKYO」の入るビルの外苑東通り側。SEL OCTAGONはこのビルの地階です。
最終話にも登場すると思っていたのですが、結局登場することはありませんでした↓
最終話まで残り少ない時期にここでロケをしているのですから、やはり最終話用の撮影ですよね。SEL OCTAGONで始まってSEL OCTAGONで終わるのかどうかは分かりませんが、少なくとも最終13話に登場することだけは間違いないと思います。
住所 : 港区六本木 7-8-6 MAP 最寄駅 : 六本木駅 |
桐野のオフィスの場所
度々登場する桐野雄大のオフィスですが、おそらく「住友不動産 六本木通りビル」「EXタワー」です。
もしかしたら「住友不動産 六本木通りビル」(EXタワーとは大きな道路を挟んで右側のビル)かと思ったのですが、こうして上から見下ろしてみると、政策研究大学院大学の建物が邪魔をして六本木通りビルから国立新美術館を見ることができないようです。そうするとEXタワーしかありえませんね。
住所 : 港区六本木 7-18-18 MAP 最寄駅 : 六本木駅 |
ロアビル
六本木のランドマークの一つ、ロアビル前の路上でも撮影が行われています。
▲六本木のメインストリート、外苑東通り沿いにありクラブや飲み屋など入っていて以前は六本木を象徴するようなビルでしたが、殺人事件などがあったりしてあまり良くないイメージもつきまとっています。
耐震基準を満たさなくて都から利用中止を勧告されたり、再開発の予定もあったりで近日中には解体されるロアビルです。
ちなみに道の向かいはドン・キホーテです。
住所 : 港区六本木 5-5-1 MAP 最寄駅 : 六本木駅 |
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星条旗通り・六本木トンネル
平手友梨奈さん演じる麻宮葵(あさみや・あおい) が平手打ちを食らうという、かなりインパクトのあるシーンで使われた場所が星条旗通りと六本木トンネル側道との交差点です。
▲信号の左右方向が「星条旗通り」。右へ行くと国立新美術館前を通って外苑東通りへ出ます。写真に見えているタクシーの横の歩道は六本木トンネルの側道で、そこを進めば国立新美術館、そしてその先は乃木坂の駅です。
角の緑地の柵に平手友梨奈さんが腰掛けていましたね。
六本木トンネル側道
信号のところから国立新美術館へ向かう六本木トンネル側道の歩道部分も登場しています。
乃木坂の駅を出て左の方に進めばこの場所。パブリックアートとして壁に絵画が描かれているのが目印です。
六本木トンネル下
どのシーンか覚えていないのですが六本木トンネル下の道路も使われていましたね。
この道を写真奥方向に歩けば隠れ家フレンチの「フレンチモンスター」、その先にはどれでも500円のランチ定食が食べられる「七番」。
逆に写真手前側に歩いて狭い六本木の住宅街を抜けると「二代目みやべ」の最初の店舗のところに出ます。
閻魔坂階段
私たちでさえ正確な名前を知らない場所も登場してきます。
▲高級日本料理の「瀬里奈」の裏手にある階段も何回か登場しています。
平手友梨奈さんが立ち回りを演じたのもこの場所です。六本木通りを溜池方面にちょっと下り「相鉄フレッサイン」のところを右に曲がってそのまま進めばこの場所に出ます。
この階段を降りると六本木墓地沿いの「閻魔坂(えんまざか)」、そしてその先の丹波谷坂に新木優子さん演じる楠木優香(くすのき・ゆうか)のマンションがあるという設定なんですよね。
丹波谷坂
もちろん丹波谷坂(たんばたにざか)も登場していました。
宮部新が酔った楠木優香をおぶって家まで送り届けたシーンです。赤坂の檜町パークタワー脇の階段と丹波谷坂をつなぎ合わせて一つのシーンにしていました。
▲楠木優香のマンションは坂の途中にある一般のマンションを、森ビルの建物側から撮影したようです。
▲これはテレビ東京も近い、丹波坂の上から下を見たところです。
六本木3丁目(スペシャTVのビル裏)
六本木3丁目の住宅地の中も登場していました。スペースシャワーの入るビルの裏から麻布通りに出る小道です。
第5話で新が優香を追いかけるように麻布通り側から走り込んでくるシーンです。その後のタクシーのシーンもこの小道で撮影されています。
六本木の交差点から外苑東通りを東京タワーの方に進み「三井ガーデンホテル六本木」の角を左に入り、最初の角を右に曲がったところがこの小道です。
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六本木スタジオ
ミッドタウン近くの六本木スタジオ前も登場しています。葵が合コンで知り合った男を投げ飛ばすシーンです。
この「六本木スタジオ」は歴史のある撮影スタジオなんですよね。ただこの前で撮影が行われたのは単なる偶然というかテレ朝側の都合だと思います。
六本木の交差点から東京ミッドタウン方面へ外苑東通りの右側を歩き、3つ目の角を入った突き当りが六本木スタジオです。
▲その角の黄色い建物も登場しているので記憶している人も多いでしょう。
その先には外苑東通りの雑踏が見えます。
住所 : 港区六本木 4-6-9 MAP 最寄駅 : 六本木駅 |
六本木スタジオ裏
第8話では六本木スタジオ裏の、六本木4丁目付近が登場しています。
▲長屋龍河に追いかけられた葵が転倒するシーンはこの場所です。
▲すぐパトカーが駆けつけるのは、この場所が実際の麻布警察署のすぐ目と鼻の先だからでしょう。
この写真では突き当りに見える建物が麻布警察署です。
六本木4丁目の階段
第8話だけでなくそれ以前にも登場した六本木4丁目の階段。
この階段を下りて左に行けば東京ミッドタウン、右へ行けば麻布警察署の前を通って六本木通りです。
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イケガミビル
けやき坂下の交差点近く、テレビ朝日と道路を挟んで向かいにあるイケガミビルも登場しています。
▲ビルそのものはこうした珍しい形をしているのすぐ分かりますが、でもどこが撮影場所かちょっと分かりませんよね。
▲じつは、このイケガミビルの屋上が頻繁に登場しているのです。
向かいはテレビ朝日と六本木ヒルズ、巨大なドラえもんの先には東京タワーが見えるというロケーションです。(今は巨大ドラえもんはありません)
▲芋洗坂側から見たイケガミビル。手前の面白い外観は居酒屋です。
住所 : 港区六本木 6-8-22 MAP 最寄駅 : 六本木駅 |
六本木通り(六本木3丁目)
六本木通りは溜池から渋谷までの道路です。六本木の交差点から溜池側も番組に登場しています。
▲「六本木なだれ坂」という交差点の近くでも撮影が行われています。
▲このポルシェの中古車センターの六本木通りを挟んで向かいの辺りで新と葵が会話するシーンが撮影されました。
番組では木立に隠れてPORSCHEというロゴが見えないようなアングルで工夫して撮られていて、ロケはいろいろ大変だなぁと感じるシーンでした。
なだれ坂
第10話では「なだれ坂」も登場していました。
ガラス張りの大きなビルには六本木に本社があるもう一つのテレビ局「テレビ東京」が入っています。
▲なだれ坂の途中の インドカレーの店。このお店を背景に新と優香が会話していました。
東京ミッドタウン
第9話では東京ミッドタウンとすぐに分かる場所が登場していました。
▲新がジョギングをするのは東京ミッドタウンの「ミッドタウン・ガーデン」という緑地帯です。
その向こうの芝生広場にルイ・ヴィトンのイベント「SEE LV」の会場が見えたので、ロケは7月8日から8月21日までの間に行われたことがわかります。(今はルイ・ヴィトンの仮設建物は撤去されています)
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西麻布
六本木が舞台とはいえ隣町の西麻布も頻繁に登場します。
六本木に比べれば行き交う人の数も少なく、でも業界関係者が多かったりするので、ロケがやりやすいのでしょう。
横断地下道
何度も登場する「六本木駅」ですが、実は六本木通りをくぐる横断地下道です。
▲このエスカレーターの上のスペースに「六本木駅」という看板を取り付ければ、六本木駅の出来上がり。
実際は六本木ヒルズ下と西麻布の間の六本木通りを渡るための地下歩道です。
権八
もしかしたら西麻布で最も知名度が高いのが「権八(ごんぱち)」。
「長屋」の六本木店として、その店内や店頭など登場回数はかなり多いです。
▲タランティーノの映画「キル・ビル」でも撮影に使わた日本料理店で、特に外国人に人気が高かい店です。コロナで外国人が減少した際は、都の営業自粛要請に反旗を翻し深夜営業を続けたことで夜にお酒が飲みたいお客さんが押しかけさらに人気が高まっています。
六本木クラスでは店内もロケに使われていました。店内を写した写真を持っていないので外観だけ紹介します。
場所は六本木通りと外苑西通りが交わる西麻布交差点の角です。
住所 : 港区西麻布 1-13-11 MAP 定休日 : なし 最寄駅 : 六本木駅、乃木坂駅 |
西麻布交差点
その西麻布交差点そのものも登場していました。
交差点の角が「権八」です。この権八から六本木方面へは登り坂になっていて、この坂を霞坂(かすみざか)といいます。
それにしても登場頻度が高い西麻布交差点です。先日もロケの撤収作業をしていましたし、撮影現場に遭遇する可能性が高い場所です。
また、「二代目みやべ」の2ヶ所目となる店舗は西麻布交差点から50mくらいの裏路地にあります。
▲下から外苑西通り、六本木通り、その上に首都高というのは絵になりますものね。
▲夜の西麻布交差点。向かいに見えるのは有名なアイスクリーム屋「ホブソンズ」。
深夜の西麻布交差点。芸能人や有名スポーツ選手などとの遭遇率が高い交差点です。
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フレンチモンスター
「二代目みやべ」のある通りを盛り上げようと宮部新が手を貸すフレンチレストラン「Le Masukawa」は、実際に西麻布に存在する高級隠れ家フレンチ「フレンチモンスター」です。
▲この黒い建物がフレンチモンスター。ドラマに出てきた姿そのままですね。
住所 : 港区西麻布 1-4-9 MAP 定休日 : 日曜日 最寄駅 : 乃木坂駅、六本木駅 |
西麻布2丁目
長屋の専務、相川京子(稲森いずみ)が元刑事の松下の娘と出会う場面は西麻布2丁目の路上でした。
▲表参道の方から二代目みやべに向かって歩くとこの道に出ます。
そしてこの場所は、岡部医院のほぼ目の前です。
岡部医院と隣の豪邸
2ヶ所目の「二代目みやべ」(ENZO)を訪れた松下と娘の未玖(みく)。その未玖が虹を見ていた場所は西麻布の岡部医院とその隣の豪邸のあたりです。
▲ここは「二代目みやべ」として使われている西麻布のイタリアン「ENZO」と実際にもすぐ近い場所で、この写真で左奥に見える角を右に曲がれば目の前がENZO(二代目みやべ)です。
ここは西麻布と表参道を結ぶ裏道で、今後この辺りでの撮影が増えるのではないでしょうか。
住所 : 港区西麻布 2-24-12 MAP 最寄駅 : 乃木坂駅、六本木駅 |
西麻布いきいきプラザ
その岡部医院と目の鼻の先の「西麻布いきいきプラザ」。要するに公民館です。
松下が長屋の専務、相川京子を盗撮していた男を取り押さえたのが、この西麻布いきいきプラザ脇の小道でした。
住所 : 港区西麻布 2-13-3 MAP 最寄駅 : 乃木坂駅、六本木駅 |
六本木通り(西麻布)
六本木通りの渋谷寄り、つまり西麻布も六本木通りが走っています。
EXシアターより2つ西麻布寄りのビルの辺りです。
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麻布十番
麻布十番も六本木の隣町です。「麻布十番まつり」が行われることや亡くなった志村けんが愛した街としても有名です。
パティオ
バイクがコケて葵が空を飛んだりしたちょっとコミカルなシーンはここで撮られています。
▲麻布十番の中心にあるシンボル的な存在のパティオ十番。スペイン語で「中庭」みたいな意味だそうです。
道路の左に見えているのが麻布十番で有名なカフェ「ラ・ボエム麻布十番」です。
居酒屋あじと
麻布十番の居酒屋 あじと。ここでもロケが行われたようです。
階段で2階にあがると「あじと 麻布十番本店」です。
麻布十番の駅の6番出口を出れば目の前です。
住所 : 港区東麻布 3-8-10 MAP 最寄駅 : 麻布十番駅 |
Lau-Lau麻布十番
倍賞美津子さん演じる高利貸の老婆が返済金を受け取る場面で登場したのがここ。
▲麻布十番のアジアン料理店「Lau-Lau(ラウラウ)」です。
カフェとしてもエスニックなレストランとしても使えるカジュアルなお店です。
住所 : 港区麻布十番 2-14-2 MAP 最寄駅 : 麻布十番駅 |
東麻布
東麻布ってどこ? という人も多いでしょうけど、東麻布も六本木のほぼ隣町です。東京タワーのお膝元と言った方が分かりやすいかもしれません。
東麻布一丁目交差点
第11話で桐野雄大が出所してきた龍河と遭遇したのがこの場所です。桐野は赤羽橋の方から歩いてきて、飯倉方面から坂を下りてきた龍河を見つけます。
大勢のエキストラが行き交いビジネス街風に撮られていましたが、写真でも分かるようにいつもの東麻布はあんなに通行人も居ない静かな場所です。
出所してきた龍河がなぜここに居たかというと、龍河が歩いて来た方には短期滞在型のマンションがあるからで、出所後の仮住まいがそのマンションという想定だと思います。西武や巨人にいた元プロ野球選手が薬物で逮捕されたのがそのマンションで、芸が細かいな〜と感心したシーンです。
港区役所前交差点
第11話、”4年後”の2022年に場面が移り、テスラ3をドライブする新が登場します。最初は三田の札の辻交差点へ向かい、次の場面が日比谷通りの「港区役所前」交差点でした。
次にシーンが切り替わり、日比谷通りを増上寺の方から走ってきて信号のあるこの交差点を通過します。「港区役所前」という名前の交差点ですが実際には「東京プリンスホテル」の利用者のための信号です。
正月の箱根マラソンでもコースになっているので目にしたことがある人も多いと思います。
ドラマの中のシーンですと、この交差点の次の信号を左折して東京タワーの下を抜ければ外苑東通り。そのまま六本木に向かえば目的地であるRC本社ビルに到着です。
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赤坂
赤坂もやはり六本木の隣町です。大人なビジネス街ですが、赤坂でいちばん有名な会社はもしかしたら「ジャニーズ事務所」かもしれませんね。
パークコート赤坂檜町ザ・タワー
東京ミッドタウンにも隣接する、隈研吾がデザインした超高級マンション「パークコート赤坂檜町ザ・タワー」脇の公共通路と階段が登場していましたね。
ここはマンションの住民でなくても通行可能です。また東京ミッドタウンと反対側、赤坂通りに出たところにはかつてのジャニーズ事務所のビルが建っています。
赤坂中学校新校舎
▲第9話ではパークコート赤坂檜町の東側の赤坂中学の新校舎との間の坂道を新がジョギングしていました。
虎ノ門
虎ノ門は六本木とはちょっと距離がありますが地下鉄で行けば2つ目。「虎ノ門ヒルズ」という六本木ヒルズと同じ森ビルが開発した大規模複合施設ができたことで、オシャレなビジネスタウンとして最近再注目されているエリアです。
虎ノ門ヒルズ
その虎ノ門ヒルズのビジネスタワーとその周辺が第9話で登場していました。
▲第9話で新と葵が投資家の古関のオフィスに向かうのが虎ノ門ヒルズです。
エスカレーターのシーンも虎ノ門ヒルズです。
汐留
汐留も六本木とはちょっと距離があります。大江戸線ならすぐなんですけどね。
ここは最近何かと話題の大手広告代理店「電通」本社があることで良くも悪くも有名です。
汐留シティセンター前
第9話で新橋駅とカレッタ汐留を繋ぐ地下通路、それと汐留シティセンター前のパブリックスペースPLAZZAが登場していました。
どちらも、古関の会社ゴールデンアースキャピタルが新の会社に投資をするニュースが流れるシーンで登場しています。
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三田
六本木とはちょっと距離がありますが、普通に歩いて移動できてしまう範囲です。
三田国際ビル前
桜田通り(三田通り)のシンボル、「三田国際ビル」付近が登場していました。
この付近は広い真っ直ぐな道路の先に東京タワー、大江戸線の赤羽橋駅もすぐ近くというロケーションの良さ。そして中国のテレビドラマで人気になったこともあって、インバウンドの観光客の姿も多く見かける場所です。
引きのショットは三田国際ビル前のタクシー乗り場をバス停に見立てて、寄りのショットは少し赤羽橋に近い都営バスの本物のバス停(赤羽橋駅前)を使っています。
▲これは都営バスの赤羽橋駅前バス停。赤羽橋の交差点や東京タワーに近い場所です。
三田国際ビル前だけど「六本木国際ビル前」というバス停名にしていました。芸が細かい。
住所 : 港区三田 1-4-28 MAP 最寄駅 : 赤羽橋駅 |
三田一丁目交差点
近くに東京タワーが見える広い道路を葵が渡る第7話のシーンは「三田一丁目」交差点で撮られています。
三田国際ビルのすぐ近くの交差点です。通称 ”三田通り”あるいは ”桜田通り”、つまり国道1号線ですから広い道路なわけです。
▲東京タワーが間近にそして高く見える開けた場所なので、映画やMVなどよくロケ地となっている交差点です。
三田通り
第11話で”4年後”の2022年に切り替わり、新がテスラ3を運転するシーンの最初が三田通りです。
慶応大学のある三田二丁目の交差点と札の辻交差点の間の区間です。赤羽橋の方から走ってきて、第一京浜(国道15号)と交わる札の辻交差点に向かっていました。
この映像は札の辻交差点の歩道橋から撮影したのだと思います。
結構間近に東京タワーが見えるので騙されてしまいましたが、実際にこの歩道橋を訪問してみれば意外と東京タワーが遠くに見えて驚くかと思います。カメラを通した映像と実際に目にする光景は違うんですね。
優香が歩くシーンと、アメリカへ旅立つ龍二が歩くシーンです。たぶん赤羽橋から大江戸線に乗って大門へ。そこから浅草線に乗り換えれば成田へも羽田へも一直線。
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青山
六本木とは青山霊園の北側にあたる青山、外苑エリアも登場。
外苑いちょう並木
紅葉の季節には毎日何十万人もの見物客が押し寄せる外苑いちょう並木。
第6話の最後の方に、新緑のいちょう並木も登場していました。
六本木クラスに限らず様々な映画やドラマでロケ地として使われる、ある意味おなじみの場所です。
表参道のヘアサロンfamille前
第6話の冒頭でさとうほなみさんがヘアサロンを見つける場面で登場したのが、表参道の隠れ家居酒屋の「しまだ」のある路地でした。
表参道の交差点から外苑前の方へ青山通りの右側を歩き、行列のできるそば屋「みよた」の一つ手前のとっても細い路地を入ります。
▲このヘアサロン「famille」の中から撮影したようです。
こんな狭い路地ですがカメラを通すとすっかり印象が変わるものなんですね。
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白金台
プラチナ通り、シロガネーゼといった言葉でハイソなイメージが先行する白金台エリアも登場しました。
港区立郷土歴史館(旧・公衆衛生院)
白金台の駅そばにある港区の郷土歴史館。戦前に建てられた威厳のある建物です。
数年前に大規模改修され、郷土歴史館をという博物館を中心にカフェや児童クラブなど港区の公共施設が集約されています。白金台駅を出てすぐというアクセスの良い場所にあります。
▲この郷土歴史館は第8話で検察庁の建物という設定で登場していました。
また最終話でも優香が長屋の不正を告発しにここの検察庁を訪れるシーンがありました。
▲内部の荘厳なホールも登場しているので、訪問した際は内部にも入ってみてください。展覧会に入場しなければ、内部に入るだけなら無料です。
住所 : 港区白金台 4-6-2 MAP 最寄駅 : 白金台駅 |
六本木ヒルズ
六本木ヒルズも頻繁に登場しています。テレビ朝日にとっては隣のビルですからお膝元とかいうより身近なのでしょう。それにスタッフに出張手当や交通費を出す必要がありませんからね。
また最近の六本木ヒルズは深夜になると立ち入り可能なエリアを大きく制限しているので、深夜・早朝なら一般の人達の迷惑を気にすることなく撮影ができるのも多用される理由でしょう。
テレビ朝日から公式な「六本木クラスのロケ地MAP」が公開されたので、これから紹介する写真と地図とを突き合わせれば迷うこと無く訪問できると思います。
森タワースカイデッキ
最終話で新と葵が東京の夜景を見ながら抱き合う場面は、六本木ヒルズの森タワースカイデッキ(屋上展望台)です。(現在は営業を終了し閉鎖されています)
▲けっこう間近に東京タワー、遠くにお台場や羽田空港など湾岸エリアまで見渡せる、告白には最高のロケーションです。そのため「恋人の聖地」とも呼ばれています。
ママン・66広場
六本木ヒルズのシンボリックな場所、66広場も登場しています。
▲シンボルであるルイーズ・ブルジョワによる蜘蛛の彫刻「ママン」は一度観たら忘れられないインパクトがあります。
連絡ブリッジ
商業施設が入る六本木ヒルズの森タワーなどのエリアと居住エリアを結ぶ「連絡ブリッジ」。ここは何度も登場しています。
最近では第11話に新と葵が会話する場面で昼のこの連絡ブリッジが登場しています。
▲真下はけやき坂。そして遠くに東京タワーが見えるというビューポイントです。
そのためクリスマスシーズンなど夜景を楽しみたい人たちでごった返す場所なのです。ただ普通の日のましてや昼間になると地元の人が行き交う単なる連絡ブリッジです。
▲これは同じ連絡ブリッジから、東京タワーとは逆側のけやき坂の上を見たところ。
このアングルでのショットも使われていましたね。
▲同じ場所からヒルズ側を振り返った、このアングルからのシーンも使われていました。
大きな屋根の下はヒルズアリーナ、その右隣はテレビ朝日本社ビルです。
この場所も頻繁に登場しています。
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けやき坂ルイ・ヴィトン前
連絡ブリッジ下のけやき坂も頻繁に登場しています。
▲連絡ブリッジのほぼ真下、やや坂下寄りにある「ルイ・ヴィトン」前でも撮影が行われていました。
▲横断歩道と信号があってその向こうに六本木ヒルズアリーナがある場所です。
けやき坂ティファニー
第12話で新が店頭のネックレスに目を止め葵へのプレゼントを購入するのは、けやき坂のティファニーです。
▲ニューヨークに本拠がある世界的に有名な宝飾品ブランドですね。
けやき坂バーバリー前
同じ連絡ブリッジ下でも坂上の方、ルイ・ヴィトンとはMINIを挟んで建つイギリスのファッションブランド「バーバリー」の前も登場していました。
けやき坂モンクレール前
けやき坂のさらに上の方、フランスの老舗ブランド「モンクレール」前も登場しています。
第11話のラストで新が飛び出していった葵を探すシーンにも登場していました。
▲これは同じモンクレール前からけやき坂の下に向かっているところです。
けやき坂を連絡ブリッジが跨いでいるのが分かりますね。
アンドレア・ブランジの「アーチ」前
モンクレールのちょっと下、レジデンス棟の出入り口前にはイタリアの芸術家アンドレア・ブランジの作品「アーチ」がパブリックアートとして展示されています。
▲第9話の最後、雨の中で葵が崩れ落ちるシーンはこの作品の前で撮られています。
地下2階トイレ
「ヒルサイド」エリアの地下2階にある男子トイレの外観も登場していました。
▲番組にはドラえもんは出ていませんでしたが、右の入り口が男に追われた平手友梨奈さんが駆け込んだ男子トイレです。
ちなみにトイレの中のシーンは別の場所のトイレです。六本木ヒルズのトイレはあんなに安っぽくないですから。
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ヒルサイド2F休憩スペース前
「ヒルサイド」2Fの休憩スペース前が登場していました。
ここは六本木の街の向こうに東京タワーが見えるというロケーションです。
この付近ではいろいろ撮影が行われているようです。
中でも語り草になりそうなのは、平手友梨奈さんが新の唇をディフェンスするシーンでしょう。
▲このちょっとした広場も実は休憩スペース前の同じ場所です。見る向きを変えるだけで別の場所のようですが。
こうして夜景でみると番組に登場したあの場所というのが一目瞭然ですね。
最近では第10話、雨の夜に新と優香が会うシーンに登場していました。
▲第11話で新と優香が会っているところに遭遇した葵が飛び出し行った先としても登場していました。
じつはここ、背景に東京タワーが入るということで、六本木ヒルズでも有名な撮影スポットです。
ここから狭い階段を降りていくと広い踊り場に出ます ▼
ヒルサイド1階
六本木ヒルズ、66広場から毛利庭園へ降りる階段の途中、ヒルサイド1階の踊り場も登場していました。
▲ヒルサイド2F休憩スペースの脇にある、ちょっと分かりづらい階段を下りていくと、このような広い踊り場に出ます。
階段を降りると毛利庭園やTV朝日の正門に通じています。逆にTV朝日正門前の道路をトンネルの方に進み、トンネル脇の階段を上ればこの場所です。
この階段は第9話で新がジョギングするシーンでも登場していました。
六本木ヒルズアリーナ
六本木ヒルズのイベントで使われることの多い「六本木ヒルズアリーナ」もお祭り会場として登場していました。
▲2022年の8月下旬まではヒルズとテレビ朝日のイベントが行われていましたが、それも終わり今はドラマに出てきたアリーナの状態に戻っています。
このアリーナは六本木ヒルズ側からは地下2階のフロア、でもテレビ朝日側からだと地上1階のフロアになります。テレ朝側から来る人と六本木ヒルズ側から来る人同士で待ち合わせする際は、行き違いの原因にもなるので気をつけてください。
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ローズガーデン前
六本木ヒルズの66広場東側の「ローズガーデン」。その前の水の流れる壁のところも登場しています。
▲六本木の街中という設定だと思いますが、実際は六本木ヒルズです。
六本木ヒルズへのアクセス
六本木ヒルズというと日比谷線の六本木駅というイメージが強いかと思いますが、実は多くのアクセス方法があって意外とどこからでも行きやすい場所です。
まず日比谷線の六本木駅なら中目黒寄りの1C出口から出れば六本木ヒルズ直結です。大江戸線の六本木駅なら麻布十番寄りの改札を通り3番出口から出れば徒歩3分くらいで六本木ヒルズです。
また六本木駅ではなく南北線や大江戸線の麻布十番駅からも10分も歩かずに六本木ヒルズです。
あと都営バスを使う方法があって、渋谷駅の東口バス乗り場から都01系統(新橋行きでもアークヒルズ行きでもOK)乗りEXシアター六本木前で下りて「横断地下道」でヒルズ側に渡ります。渋谷駅の同じ乗り場から出ているRH01系統なら六本木ヒルズ直通です。このように渋谷方面からの場合は頻繁に出ている都営バスが便利です。
駐車場が充実しているので自動車でも大丈夫。満車になることはまずありませんし、料金も1時間600円で1日最大3,000円と都心では普通の価格帯です。ヒルズのサイトに車両のサイズ制限や利用可能時間が書かれていますが、実際にはエンジンの搭載位置とかドアミラーの固定方法とかいろいろ細かい制限があって利用できない場合もあります。特殊なクルマに乗られている方やカスタマイズしている方は現地で警備員に利用可能か確認してください。
テレビ朝日本社
テレビ局の会議室シーンで使われていたのは、本物のテレビ局、要するにテレビ朝日本社の会議室が登場していました。
▲テレビ朝日本社は六本木ヒルズとアリーナを挟んで隣接しています。
この写真はけやき坂に面している南側ですが、撮影に使われていたのは東側の会議室です。
▲これは東側から見たテレビ朝日。左の縦にスリットの入っている部屋のどれか、たぶん上の方のフロアだと思います。
テレ朝7Fのホール
第8話で長屋茂が記者会見を行った場所もテレビ朝日です。
▲テレビ朝日本社ビル7F、屋上庭園の中庭部分に面する赤丸で囲んだ部分です。たぶんホールか何かだと思います。
麻布台の再開発が遠景で手前が庭園というロケーションはなかなか思い当たらなかったのですが、まさかのテレ朝本社でした。
EXタワー
第10話に登場する太陽テレビの会議室として使われているのはEXタワーの会議室です。
また桐野のオフィスとしてたびたび登場する部屋もEXタワー北側の部屋だと思われます。
けやき坂に本社機能があるテレビ朝日の別棟で、EXシアターがあることで訪問したことがある人も多いと思います。
東京都内
実践女子大学渋谷キャンパス
第11話では実践女子大学渋谷キャンパスの教室フロアなどが、RC本社ビルの内部という設定で使用されていました。
渋谷キャンパスというだけに学生の皆さんが通学するのは渋谷駅からですが、大学の前を通るのは「六本木通り」。六本木からだと西麻布を抜け南青山も抜けたその先という感覚で、あまり遠くにあるイメージはなくてほぼ隣街です。
なお今回ロケ地として使用されたのは大学の方で、裏手にある実践女子学園とは違う施設です。
住所 : 渋谷区東 1-1-49 最寄駅 : 渋谷駅 |
Freeman Cafe
第11話で葵と優香が入ったカフェは渋谷の「Freeman Cafe(フリーマン カフェ)」。
明治通りを挟んで向かいにMIYASHITA PARKが見えています。
住所 : 渋谷区渋谷 1-16-14 メトロプラザ2F 最寄駅 : 渋谷駅 |
晴海トリトンスクエア
第11話で葵と龍二が出会うオフィスビル。中央区晴海の「晴海トリトンスクエア」。
大規模なオフィスビルで、朝の最寄り駅からビジネスパーソンの大群衆が移動する様は壮観です。
住所 : 中央区晴海 1-8-16 最寄駅 : 大江戸線 勝どき駅 |
小田原市
神奈川県小田原市の知っている場所が登場したので紹介します。
小田原文学館
小田原が出身だったり縁のある作家たちの資料や作品を展示する文学館です。
▲小田原文学館 という看板がかかっていますが、第1話では児童養護施設「ひかり園」という設定で登場しています。
住所 : 神奈川県小田原市南町 2-3-4 最寄駅 : 小田原駅 |
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ロケちず
ここまで登場したロケ地などは「ロケちず」にまとめて用意してあります。
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背景に登場した場所
番組には背景としてちらっと登場している場所を紹介します。
森タワー
六本木ヒルズの象徴でもある森タワー。背景としては何度か姿を映しています。
▲昼間はもちろん、夕暮れ時から深夜の森タワーもまた絵になありますね。
東京ミッドタウン
六本木ヒルズと並ぶ六本木の大規模施設「東京ミッドタウン」。通称 ”ミッドタウン”。通は ”TMT” と呼んだりします。
周辺では多くのロケが行われていますが、ミッドタウン内ではミッドタウン・ガーデンという庭園でロケが行われているだけです。ミッドタウンのビル自体は第一話のオープニングシーンに登場しています。
国立新美術館
日本に6つしかない国立美術館の一つが「国立美術館」です。
▲さすがに敷地内でのロケは難しいようですが、第一話のオープニングシーンに登場していますし、その周辺がロケ地になっています。
毛利庭園
正確には六本木ヒルズ内なのですが、ヒルズとテレビ朝日の間に拡がる毛利庭園が第一話のオープニングシーンに登場しています。
▲庭園の中心は池なのですが、ここに設置されているジャン=ミシェル・オトニエルの「Kin no Kokoro」という作品は一度目にしたら忘れられませんん。
そのうち登場しそうな場所
まだ番組には登場していないけれど、これから登場しそうな場所をいくつか紹介しておきます。
ヒルサイド2F休憩スペース
「ヒルサイド」2Fにある休憩スペース。まだ登場していないのが不思議なほどです。
▲66広場から見れば裏手にあたり、以前は喫煙所だったスペースです。東京タワーと眼下の毛利庭園、そしてテレビ朝日と観光的にはパーフェクトなスポットです。
ローズガーデン
やはり「ヒルサイド」2Fにある「ローズガーデン」。
▲イザ・ゲンツケンの「薔薇」のオブジェと向こうに見える東京タワー。ここも撮影に使われるんじゃないかなぁと思います。
Counter Void
けやき坂下の「Counter Void」も絵になる場所です。
レジデンス前広場
六本木ヒルズの高級賃貸マンション「六本木ヒルズレジデンス」。
この2本のタワーの間の広場もロケ地としてぴったりなのです。
▲実際に人が居住しているエリアなので許可を取るのが難しいと思いますが、でも深夜ならロケできるかな?
閻魔坂
六本木というところ、実は坂が多い街です。
▲外苑東通りから墓地に向かう「閻魔坂」。その先にヒロインのマンションがあるので登場させない訳には行かないと思います。
六本木トンネル側道
六本木トンネル側道といっても人しか通れない歩道です。
▲階段の向こうに六本木ヒルズを見上げる形になるので、いろいろ意味を象徴できますから、たぶん出てくるのではないかと思っています。同じ側道でも反対側はラブホがあってやりにくいので、こちら側だろうなぁと思っています。
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乃木坂トンネル側道
赤坂と青山霊園を結ぶ乃木坂トンネルの側道も登場しそうです。
▲左側の丸いチューブの中が乃木坂トンネルの車道です。この歩道からは六本木ヒルズが真正面に遮るものもなく見えるポイントなのです。
乃木坂トンネル上
赤坂と青山霊園を結ぶ乃木坂トンネルの側道も登場しそうです。
▲さっきの側道から外苑東通りへ向かう路地は乃木坂トンネルの真上にあたります。
ここは行き止まりの路地でロケもしやすいし、なにより絵になるので登場しそう。
六本木の有名な場所から絵になる場所まで、六本木やその周辺の紹介ドラマにもなっている「六本木クラス」。
狭い範囲で多くの撮影が行われているので、ロケ地巡りをするのも楽だと思います。ほとんど徒歩で巡ることができます。
韓国ドラマファンから本家梨泰院クラスのファン、そして六本木クラスのファンまで、六本木でロケ地巡りをするのも楽しいと思いますよ。