赤い月珈琲 – 天草コーヒーとたいやきを神谷町で (閉店)

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赤い月珈琲

九州は天草、今コーヒーの新しい焙煎エリアとして天草が注目されています。その天草を代表するロースタリー「赤い月珈琲」が神谷町にコーヒースタンドをオープンしているので紹介したいと思います。

東京では珍しい天草焙煎のコーヒーが飲めるのと、まるきんのちょっと変わった形をしているたいやきで話題のコーヒースタンドです。

ちなみに広尾のアパショナートの “小笠原コーヒー” は小笠原諸島で栽培されているコーヒー豆を使っていましたが、それと違って”天草コーヒー” は外国産の豆を 天草で焙煎しているので天草コーヒーです。

2023年5月26日で閉店しました。

▲コーヒースタンドなのでイートインスペースがなくテイクアウト専門店となっています。

”まるきんたいやきは10時から販売開始” というのが気になりますね。

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赤い月珈琲の店舗

神谷町は桜田通り沿いのビルの1Fが赤い月珈琲のコーヒースタンドです。

▲店舗の入口。

これだけだとコーヒースタンドなのか分かりづらいですが、

▲ちゃんとこのようにメニューボードが出ているので心配ありません。

▲メニューボードの裏側です

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赤い月珈琲の店内

店内はオーダーを入れるレジカウンターと内部のキッチン、それと物品販売のスペースがあります。

▲入口から中を覗いたところです。

正面にドアが見えますがそれはオフィススペースへ通じるドアで、赤い月珈琲のカウンターやキッチンは右手の方になります。

▲レジカウンターとキッチンの様子です。

いろいろなモノがコンパクトに置かれていますね。

▲壁には天草地方の地図が貼られていたり、カウンターの下にいろいろ置かれていたり。

単に天草のコーヒースタンドの東京店というより、天草地方のアンテナショップ的な役割もしているようです。

▲キッチンの様子です。

天井からぶら下がっている「赤い月珈琲」の看板は外を歩く人から見えるようになっていますね。

また、たいやきを仕上げるスペースもあったりします。

▲オープンを知らせる看板。

ここにあるように2020年の8月31日にオープンしています。

まだ半年ちょっとしか経っていませんがしっかり常連さんも付いているようです。

▲店内に置かれた謎の鏡。

考えてみたんですけど用途が思いつきません。視覚的効果を狙ったのかなぁ。

▲店内奥に設けられた天草の紹介コーナーです。

「天草ランチ」というガイドブックは天草地方のガイドブック。大きなBankanシロップのポスターは天草特産の晩柑(ばんかん)という柑橘類を使ったシロップだそうです。

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赤い月珈琲のメニュー

コーヒースタンドなのでメニューはシンプルです。ドリンクとたいやきをだけ。

▲カウンターに置かれたメニュー。

左下の「ばんかんホット」が例の晩柑(ばんかん)のドリンクです。

もう一つの名物「まあるいたいやき」は1個300円。ただドリンクと一緒に買えば最初の1個が250円になります。

▲コーヒーは「新月「「満月」「三日月」というブレンドから選ぶことができます。

それぞれのブレンドの特徴が書かれています。

もっと詳しくは赤い月珈琲の通販サイトをどうぞ。

▲店内ではコーヒー豆やドリップバッグ、ばんかんシロップやキャンディなど物品販売もしています。。

▲これはたい焼きキャンディー、しかもコーヒーチケット付きなのでお得ですね。

袋入と缶入りがあって、もし買うなら缶入りかな

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赤い月珈琲のコーヒー

今回は400円のハンドドリップを新月ブレンドで。

▲テイクアウト専門店なので近くの空きスペースでひと休み。

赤いカップとそれが目立つようにビニールのスリーブ。

コーヒーは深煎のはずなのにスッキリしたフルーティーで香りもしっかりしたコーヒーでした。これは特徴ある味でリピートしたくなります。

▲通常のカップは段ボール色のよくあるカップなのですが、今回はこの「映えるデザインカップ」にしてもらえました。

表から見ると赤い月珈琲の名前とロゴが、裏側には写真のようなイラストがあしらわれたカップです。

赤い月珈琲のたいやき

今回はたいやきも一緒に購入です。

▲袋から顔をのぞかせているマンボウ・・じゃなくてたいやき。

でもどうみてもマンボウですよね、

袋がシミがあるのは表面をバターで焼いてあるからです。バターが滲み出ているのです。

たいやきを注文するとバターの有無を聞かれます。

バター付きを選ぶとたいやきにバターを塗って店内のフライパンでもう一度火を通してから提供してもらえます。

▲袋から出すとこの通り。

本当に まあるいたいやき です。

天草の「まるきん」というカフェの名物たいやきなんだそうです。

▲中はあんことカスタードクリーム。

カスタードクリームには天草の茶葉が練り込まれていそうで、ここでも天草づくし。

たい焼きでよく問題になる「しっぽまで餡こが詰まっているか?」問題はここでは関係ありません。なにせしっぽがないので、たいやきの中身はぎっしりです。

▲これは真っ二つにしてみた様子です。

外側はカリカリでベトベト、中は餡ことカスタードクリーム。バターの塩味と甘いあんこやカスタードクリームとの相性も良く、新しい感覚のたい焼きです

「天草コーヒー」と「まあるいたいやき」。どちらも東京では新鮮だしこれは話題になって当然ですね。

1号店ということですが、早く他の場所にも出店して気軽にこのコーヒーとたいやきを味わえるようになるといいですね。

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赤い月珈琲の場所

飯倉の交差点から桜田通りの東京タワー側を神谷町方面へ100mほど。

オフィスビルの1階が赤い月珈琲です。

以前は猿田彦珈琲が入っていた場所です。

▲ビルの目印は「ORANGE」とロゴが入ったオレンジ色の看板。

あーと分かる人もいると思いますが放送作家その他いろいろの小山薫堂氏のオフィスです。

小山薫堂自身が天草出身ですのでその関係もあるのだろうと思います。熊本のシンボル「くまモン」も小山薫堂のプロデュースですし。もしかしたら赤い月珈琲も彼の地域活性化プロジェクトの一貫として出店しているのかもしれません

▲平日のみの営業なので週末の東京タワー観光のついでというわけにいかないのが残念ですね。

またテイクアウト専門なのですが一番近い給水所公園での飲食が今は禁止されていて近くでコーヒーを飲んで休める場所がないというのも残念です。クルマを路駐するにしてもこの辺りはロシア大使館があって警察官が多いですしね。

私たちは平日に訪問しましたが赤い月珈琲の隣のオランダヒルズから東京タワーへ抜けて芝公園でコーヒーを飲んでみました。

平日に神谷町近くに行った際にはぜひ試しに訪問してみてもらいたいです。

▲赤い月珈琲でもらったパンフレット類です

神谷町で天草コーヒーとまあるいたいやきもいいんですが、逆に天草を訪問してみたくなりました。

赤い月珈琲

港区 麻布台 1-11-10
定休日 : 土日
営業時間 : 8:00 – 17:00

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