ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ
このブログではこれまであまり紹介したことがない本格フレンチ「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」を紹介したいと思います。
COVID-19の影響で営業時間の短縮などがあったりする中、これまでランチ営業とディナー営業だったポール・ボキューズが気軽な価格で楽しめるカフェタイムを始めたので訪問してみました。
(現在、カフェタイムの営業はしていません:2022年3月)
念の為説明すると、リヨンの三ツ星レストラン(今は二つ星)「ポール・ボキューズ」が日本の「ひらまつレストラン」と提携して店舗展開しているフレンチレストランです。
▲おなじみの故ポール・ボキューズ氏。
三ツ星とはいってもブラッスリーなので肩ひじ張って出かけるようなレストランではないです。
お値段も、今日は特別な日だしちょっとご馳走しようかなというレベルですし.
▲場所は六本木の国立新美術館内。駅でいうと千代田線乃木坂駅なら直結です。
新美術館内の、この逆円錐型の上がレストランです。
向こうに同じような構造物が見えますが、そちらは同じひらまつ系列のティーサロンです。
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ポール・ボキューズの店内
”店内” といっても実は外から丸見えなので、行って見てみてください。
で終わってしまいます。
▲新美術館の3Fに上がるとそこはもう入り口。
アルネヤコブセンのスワンチェアがウェイティング用の椅子なんて贅沢ですね。さすがです。
ちなみに右側から入ります。
▲メニューの他に並ぶのがポール・ボキューズの料理本や調理器具など。
また、GoToのキャンペーンにも参加していますよ。
▲店内には6人用のテーブルと4人用のテーブルが配置されています。椅子はアルネ・ヤコブセンデザインのレザーのセブンチェアです。
窓ガラスの向こうに見えるのは西麻布や南青山の街並みです。
もう少し奥まで行くと六本木ヒルズが正面に見えます。
▲席によっては東京タワーと六本木ヒルズを見ることもできます。
それにしても、黒川紀章の設計による流線形のガラスのファサードがいいですね。
▲こちらは店内から外側を眺めたところ。
ちなみに訪問したのは週末のティータイム突入直後、つまり14時ころだったのですが、見ての通り。
お客さんの数も少なくのんびりした店内でした。
▲ウェイティング・チェアとして使われているのは、北欧デンマークのブランド「フリッツ・ハンセン」社製、アルネ・ヤコブセンがデザインした ”セブン・チェア” です。
流石がと思ったのは、これ、普通は木製なのに革張りなのです。こだわっていますね。
新美術館の名作チェア類についてはこちらの記事が詳しいです。
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ポール・ボキューズの外観
”外観” といっても全体が丸見えなので、これも行って見てみてください。
で終わってしまいます。
▲3Fへはエスカレーターで上がるのが眺望的に良い感じです。
向こうに見えるティーハウスとこちら側のレストラン。
逆円錐形の構造物がいいリズムで目に入ります。
▲3Fの同レベルで横から見たところです。
店内にいる限りは気になりませんが、高所恐怖症の人が先にこれを見てしまうと怖くて店内に足を踏み入れることができないかもしれません。
▲3Fから下のカフェスペースを見下ろしてみたところです。
丸いテーブルが規則的に並んでいる様子が映画のワンシーンみたいでお気に入りです。
人気の展覧会を開催していたこともあって、雨なのに結構混んでいます。
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ポール・ボキューズのメニュー
ざっと見学したらメニューを見てみましょう。
▲この日のランチメニュー。パンデミック前と比べて値上がりしてしまいました。
ポール・ボキューズといえばクレーム・ブリュレ。デザートが気になりますね。
なおBLANCとROUGEの違いは前菜の有無だけです。
▲お子様メニューもあります。
基本的にカジュアルに、気軽にフレンチを楽しむのがコンセプトなので有名店だけど敷居は高くはありません。
▲もう一つ、小さなペーパーが配られました。なんだろうと見てみたら、マスクを一時保存するマスクケース。
”Hiramatsu”の名前が入っているので、ああここはひらまつのグループだったんだと思い起こさせてくれます。
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ポール・ボキューズのランチ
MENU BLANCのコースランチです。(2022年3月追記)
▲最初にリエットとバゲットがサーブされました。このリエットはカレーのようなエスニックな味付けだったので食が進みます。
▲メインディッシュはお肉をチョイス。牛ハラミ肉のグリエとキノコのソテー、ポテトです。
お肉が柔らかくて、思わず白米が欲しくなるような美味しさでした。こんがり焼いたポテトもお肉のお供に最高です。
▲こちらはコースメニューではありませんが、オーダーしたオニオングラタンスープ。めちゃくちゃ濃厚でびっくりしました。本物は違うなぁ。
▲やっぱり、フレンチといえば美しいデザートも楽しみの一つです。
黒川紀章の遺作となった国立新美術館の空間でいただくポール・ボキューズのフレンチは格別ですね。
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ポール・ボキューズのカフェメニュー
ここからはカフェタイムの利用した時のレポートです。(現在、カフェタイムの営業はしていません)
”ヨーグルトとマンゴーのムース クーリーパッション”、それとクレーム・ブリュレにドリンクを付けたセットでオーダーしてみました。
▲プレート乗ってサーブされてきたムースとクレーム・ブリュレ。
▲クレーム・ブリュレ。
ポール・ボキューズのロゴが可愛いです。
▲クレーム・ブリュレの中身。こんがりしたカラメルと中身の組み合わせが素敵ですね。
▲こちらはヨーグルトとマンゴーのムースです。
ドライパイナップルがアクセントです。
▲コーヒーカップのデザイン
向こう側はロゴ、こちら側にはサインが入っています。モダン・フレンチなデザインのカップです。
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ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼへのアクセス
国立新美術館の3階なので、まず迷うこと無く行ける場所です。
千代田線の乃木坂駅なら6番出口が新美術館直結です。
六本木の交差点からなら、外苑東通りを青山方面へ向かいガソリンスタンドの交差点を左へ曲がればすぐですし、慣れた人なら龍土町美術館通りに入ってブルーボトルの前を過ぎて行けば近道もできます。
また、六本木ヒルズからも六本木通りを渡ってホテル六本木の横の小路をくねくね下っていくとあっという間に新美術館到着です。
もともと気軽に楽しめるフレンチなポール・ボキューズですが、今はさらに価格的にも気軽にその雰囲気を楽しめるようになりました。
新美術館での展覧会と一緒にもいいですし、ポール・ボキューズだけを目当てに新美術館というのもおすすめです。
ディナーの予約はこちらから
ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ 基本情報
店名 | ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ |
住所 | 港区六本木 7-22-2 国立新美術館内 |
最寄駅 | 乃木坂駅、六本木駅 |
定休日 | 火曜日 |
営業時間 | 10:00 – 16:00 (ランチ)、16:00 – 21:00 (ディナー) |
予約 | 予約可能 |
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