麻布十番の洋食 大越(おおごし)
麻布十番の創業60年近い洋食屋さんの「大越(おおごし)」。麻布十番の街中とはちょっと離れた麻布通り沿いにあって庶民的なお値段で懐かしい洋食を食べられる、まさに街の洋食屋さんです。
麻布十番で洋食というと「満点星」や志村けんの行きつけだった「おもかげ」がまず思い浮かびますが、大越はそれらよりさらに古くから安い洋食を提供しています。
麻布十番に地下鉄が通る前から東麻布や麻布十番ローカルの老若男女に愛されてきているお店です。
”Since 1963” というところが強調されています。
メニューはハンバーグ、エビフライ、ナポリタン、カツカレーにオムライスといった王道の洋食メニューが並んでいますね。
いつも新しく書き換えているみたいですね。
注目は店名の「大越」の上に追記されている ”oogoshi” というローマ字。
店名を「おおこし」と読む人が多いのですが、本当は「おおごし」のようです。
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ハンバーグとライス
パンデミック中は営業時間が短かったりして足が遠のいていたので久しぶりの訪問です。
▲今回は「ハンバーグとライス」に目玉焼きをトッピングしてみました。
これで1,000円。内訳はハンバーグとライスで800円、目玉焼きが200円。「おもかげ」よりちょっと安いですね。
味噌汁はしじみの味噌汁です。
”肉とスパゲッティ”のお店を標榜しているのでハンバーグも美味しいです。
付け合せはコールスロー。
トッピングの目玉焼きは玉子2つでお得感があります。
大越のメニュー
メニューは種類が多いですが考え方はシンプルです。
ハンバーグなど洋食メニューに塩スパゲッティを組み合わせるのが基本。ライスの代わりの炭水化物としてスパゲッティを付けるんですね。塩スパゲッティはアカスパゲッティ(ケチャップ味)に変更も可能です。
真ん中の列はごはん類。これは洋食メニューにライトという普通の定食です。
あとそこにサイドオーダーを組み合わせてオーダーは出来上がり。
▲店内にもこのようメニューが壁にいっぱい貼ってあるのでお好みで。要するになんでも対応してもらえると思えば良いかと。
そうしたところもリピーターが多い秘密ですね。
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大越の店内
店内は4人座れるテーブルが4卓とカウンター4席です。
▲キッチンではホール兼任の息子さん(?)が調理中。メインの調理担当はお父さん。
ホール担当は見た目から想像できないアニメ声なお母さんです。
カウンター前にもアルコールやおつまみ系のメニューが貼られています。
壁にはオススメのメニューが貼られています。
また誇らしげに東京タワーのミニチュアが置かれているのは、ここが東麻布(3丁目)だと強調しているんだと思ってます。
外は麻布通りです。
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店構え
十数年前にリニューアルしたのでお店の店構え自体は比較的新しいです。
▲ビルの壁面には ”肉とスパゲッティ” と ”SINCE 1963” と入った店名プレートが。
ドアの前には手書きで ”営業中” というボードが置かれています。
定休日(日曜日)になってもこれをヒョイと裏返して白紙にするだけです。
たぶんお住まいはこのビルの2階。そんな家族的な洋食屋の雰囲気が良くて地元の人も気軽に通えるのです。
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洋食 大越の場所と行き方
麻布十番駅の6番出口を出て麻布通りを飯倉片町の方へ100mほど。
新一の橋の交差点から徒歩1分です。
▲麻布通りに沿いにドミノ・ピザを過ぎて「麻布い〜すと通り」を渡ればすぐに大越です。
▲飯倉片町の方から麻布通りを下りてくれば、新一の橋の交差点の少し手前。
この辺りで手頃な価格で洋食のランチや夕食をいただける、ある意味貴重なお店です。
お客さんはほぼ地元の人達なので、ランチタイムならさっと食べていくからお客さんの出入りが多い割にそれほど混む感じはしません。
東麻布、麻布十番のローカルな人には今更ですが、麻布十番へ遊びに来た時の手軽なランチや肩肘はらない夕食にどうぞ。
洋食 大越 基本情報
店名 | 洋食 大越(おおごし) |
住所 | 港区東麻布 3-4-17 |
最寄駅 | 麻布十番駅 |
定休日 | 日曜日 |
営業時間 | 11:00 – 20:00 (土曜日は15:00まで) |
禁煙・喫煙 | 禁煙 |