喫茶&レストラン おもかげ
麻布十番の真ん中で昭和55年、1980年から営業している喫茶&レストラン「おもかげ」。
新しいお店と古くからのお店が混在している麻布十番の中ではもちろん老舗の部類。店舗の構えからお店の雰囲気、そしてメニューまで昭和の香りを色濃く残す昭和レトロな喫茶、レストランです。
そしてこの「おもかげ」は昨2020年にコロナ禍で亡くなった志村けんさんも通ったことで有名な喫茶&レストランです。
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おもかげの店舗
麻布十番のパティオのすぐ近くのビルの1階です。
メニューボードも店頭に出ていますね。これは数年くらいでどんどん新しいものに変わりますから、来年もこの写真の通りとは限りません。でも青い看板だけは変わらないと思います。
おもかげの店内
店内も昭和レトロな雰囲気。
▲このようなテーブルシートに覆われたテーブルと木製の椅子が並んでいます。
写真の奥の方が厨房。
冷蔵庫の手前には懐かしいテレビゲームが置かれています(遊んでいる人を見たことがないので今でも動作するのか分かりません)。
ミラーが埋め込まれたシートとテーブル。
1980年代の麻布十番ですからマハラジャへ遊びに行く前にみんなここでご飯食べたりしたのでしょうか。。
壁になにかポスターらしいものが貼られています。
おもかげと志村けん
▼「志村魂(しむらこん)」のポスターでした。
▲麻布十番には ”志村けんが通った” と言われる店はいくつもあるのですが、ここおもかげは目撃情報も多くかなり足繁く通った、いわば行きつけの店だったようです。
また志村さんの紹介なのか、老舗だからそうなのか分かりませんが、多くの芸能人やスポーツ選手、著名人のサイン入り色紙が飾られています(でも志村けんのサインは見当たりません)。
ちなみに、よく ”村上春樹のサインもある” と言われているようですが、ここのサインは春樹は春樹でも角川春樹のサインです。
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おもかげのメニュー
店頭のメニューボードがすべてを語っています。
ある年代以上の人には思い切り刺さる味とメニューですね。
お客さんから何を求められているのかしっかり分かっている感が良いです。
店名が「麻布 おもかげ」となっています。またコカ・コーラのロゴもなんか懐かしい感じです。
限定日というのは月曜日のことで、月曜日の食事メニューはこれだけ。
また月曜日は閉店も18時と早いのと、日曜祝日は午後の営業をしていないので、夕食をしたいときは月曜日曜祝日を避けるようにしたいです。
ビーフカレーとハヤシライス
この日は月曜日だったのでビーフカレーとハヤシライスです。
欧風のカレーなのですが、特徴はとにかくお肉の量が多いこと。
カレーの中に肉が入っているのではなく、牛肉にルーがかかっているような感じです。
これはお腹にきますね。身体が資本の芸能人やスポーツ選手にファンが多いのもうなずけます。
ビーフカレーほどではないですが、他のお店で食べるハヤシライスとは牛肉の量が違います。
1980年代の麻布十番でこれだったら人気は出ますね。今でも新しいお客さんが増え続けているんじゃないでしょうか。
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おもかげの場所
麻布十番のパティオの下、網代通りの麻布十番郵便局の向かいです。麻布十番の駅から徒歩1分です。
麻布十番の商店街を一の橋側からけやき坂の方へ歩いて最初の角、成城石井とモンタボーの間を入り(網代通り)、20mほど先です。
麻布十番で昭和レトロを感じながら美味しくコーヒーを飲んだりカレーやナポリタンといった懐かしい食事ができる貴重な場所です。
ただし喫煙可能なお店なので時間帯によっては喫煙者が多くてダメな人も多いかもしれません。
そんな時はパティオ通り側の「ロバーツコーヒー」などがいいかもしれませんね。
麻布 おもかげ
港区 麻布十番 2-2-8
定休日:なし
営業時間:8:30 – 11:30(日祝以外)、12:00 – 21:00(日月は18:00まで)