丸山珈琲
軽井沢の丸山珈琲といえば2023年で創業32年になる人気の焙煎店・カフェです。
場所的にクルマがないと行きづらいうえにお店の場所も判りにくいため、少し前まではずっと軽井沢の知る人ぞ知るお店だったのですが、21世紀に入ってから軽井沢以外への出店があったりして、今ではスペシャルティコーヒーの専門として多くの人に知られる存在になっています。
▲東京では西麻布に旗艦店があるのですが、COVID-19のパンデミック中に休業したり、テイクアウト専門になったり、テイスティングと物販メインになったりと不安定な形態がずっと続き、数少ない西麻布のカフェとしても使いたいローカルとしてはもどかしい状態でした。
その丸山珈琲西麻布店、西麻布に店を出して10年ということもあってか店内を改装したりカフェ営業を復活したりしてリニューアルオープンしています。創業32年の記念日にあたる2023年4月25日に訪問してみました。
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丸山珈琲 西麻布店の内部
3月に改装工事を行っていましたがそれは短期間の工事で店内は大きく変わっていません。
リニューアルオープンといってもスペースの使い方やメニューの変更といったソフト面のリニューアルだったようです。
▲レジがあってキッチンカウンターがあって、壁際のベンチ席と中央のテーブル席というのはパンデミック以前の丸山珈琲西麻布と変わっていません。
違いと言えば照明が明るくなり店内の見通しが良くなったような気がするといった程度です。
▲客席部分はパンデミック後に再開した時、丸山珈琲のB2B部門の商談スペースとして使われていたエリアですね。
▲中央に丸テーブル、2面ある壁際にはベンチ席が並ぶレイアウト。
けっこう広々とした西麻布のカフェですから、これだけでも利用価値があるかもしれません。
これもパンデミック前と全然変わっていないですね。
▲店内に入って右手のこのエリアも客席として使えるみたいです。物販エリアだったりテイクアウトのウェイティングスペースだったり多目的に使われてきましたが、それは今後も同様みたいです。
要するにパンデミック以前の丸山珈琲にほぼ戻ったと考えればいいです。
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丸山珈琲のカフェラテ
丸山珈琲といえばカプチーノですが、西麻布店だけはカフェラテになります。
もちろんボトルに入った「丸山珈琲のカフェラテ」じゃなくて淹れたてのエスプレッソにミルクを注いだ本物のカフェラテです。
▲丸山珈琲は西麻布でも外苑西通りという大きな道路に面しています。でもその場所柄かいつも比較的空いているイメージで落ち着けます。
美味しいスペシャルティコーヒーを飲みながら平日だったら読書したり時にはちょっと仕事をしたり、週末にはただノンビリするために過ごしたり。
以前のような丸山珈琲が西麻布に戻って本当に良かった。まさに日常に戻りつつあるんですね。
丸山珈琲のケーキ
丸山珈琲といえばカプチーノですが、西麻布店だけはカフェラテになります。
もちろんボトルに入った「丸山珈琲のカフェラテ」じゃなくて淹れたてのエスプレッソにミルクを注いだ本物のカフェラテです。
▲コーヒーと相性の良いケーキも充実。しかも財布に優しいのです。
手前がナッツのタルトで450円、奥のは塩キャラメルのパウンドケーキで300円(税込み)。
ちゃんと生クリームも付いて美味しさ抜群のケーキですから、丸山珈琲でケーキタイムにするのもいいですね。
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丸山珈琲 西麻布店のメニューとオーダー方法
今回のリニューアルで一番大きく変わったのがカフェの復活。
テイクアウトは今まで通りですが、カフェ利用の場合はまず席を確保し、それから入口近くのオーダーカウンターで注文します。
出来上がったコーヒーやフード類はテーブルまで運んでもらえますが、カップや食器を下げるのはセルフサービスです。このあたりのオペレーションが以前とかなり代わりました。
そして大きく変わった2番目はメニューの変更でしょう。
818とか909という数字が並んでいますが、要するに税込み900円と1,000円しかありません。
チーズケーキはあったかもしれないけど、ホットドッグなんてありませんでしたから。
コーヒーと相性の良いフード類を一から考え直したそうです。
コーヒーに比べると比較的安く設定されているので、コーヒーとケーキまたは軽食で1,200円から1,600円のレンジに収まりそうです。
種類が限定されますが店内のカフェを利用するよりかなり安価で、軽井沢の本店と同じくらいの価格かなぁという感じです。
▲TO GOの場合のカップです。左がSサイズ、右がMサイズ。コンビニコーヒーのカップより一回り小さい感じです。
例えば丸山珈琲ブレンドはSサイズが450円、Mサイズが600円なのでケチってSを選ぶと少なく感じるかもしれません。
▲西麻布店限定、丸山珈琲のエスプレッソを使ったモカ味のソフトクリーム[モカ]。500円。2022年の8月には半額キャンペーンでお世話になりました。
これも健在です。しかも店内で食べられるようになりました。暑くなったら丸山珈琲のソフトクリームも忘れずに。
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物販コーナー
コーヒー豆やコーヒー関連商品にコーヒー器具、それにノベルティグッズなど物販も相変わらず充実しています。
▲ただ物販コーナーで扱う商品もいろいろ見直しが入ったみたいですね。
スペシャルティコーヒーといえば丸山珈琲。そのコーヒー豆やコーヒーバッグなど、そしてドリッパーなどのコーヒー器具も。
▲レジ前に並ぶ商品も含めスタッフさんに相談しながら選ぶのが良いと思います。
丸山珈琲 西麻布の場所とアクセス
丸山珈琲の直営カフェとして都心で唯一の店舗が西麻布店です。
▲場所は西麻布の交差点から外苑西通りを天現寺橋方面へ200mくらい。
広尾駅からも3番出口を出て右の方へ、つまり外苑西通りを西麻布の方に8分歩くと丸山珈琲西麻布店です。
ちなみに上の写真は本来の西麻布店の外観です。
▲ただ店舗が入るマンションが大規模改修工事中で工事の仮囲いでこんな姿になっています。
この状態で2024年まで工事が続くみたいです。外から見ると工事中としか思えないし実際工事中なのですが丸山珈琲の店舗は営業しています。
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軽井沢の丸山珈琲
西麻布店が都内で唯一の丸山珈琲のカフェですが、GWや夏休み等に軽井沢へ行く機会があったら一度は本店も訪問してみたいですね。
▲軽井沢と中軽井沢の間にある軽井沢警察署脇の「南が丘入口」から跨線橋を渡ってすぐ右折すると丸山珈琲の軽井沢本店です。
また軽井沢へ行った時のおすすめは「ツルヤオリジナル」の丸山珈琲。
軽井沢の別荘族からも支持される地元スーパー「ツルヤ」のためのオリジナルコーヒーなのですが、丸山珈琲で買うより安いしので私たちは軽井沢土産の定番にしています。それに丸山珈琲、ツルヤ、軽井沢というネタとして使えるワードが3点も揃っていますからね。
(西麻布店では購入できません)
軽井沢店についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
丸山珈琲 西麻布カフェスペース 基本情報
店名 | 丸山珈琲 西麻布店 |
住所 | 港区西麻布 3-13-3 |
最寄駅 | 広尾駅、六本木駅 |
定休日 | 不定 |
営業時間 | 9:00 − 19:00 |