表参道の裏通りにあるとんかつの老舗「とんかつ まい泉 青山本店」は銭湯リノベ物件でした

SNSでシェア:

とんかつ まい泉 青山本店

「とんかつのまい泉」といえばもう日本全国どこでもあのロゴと名前が浸透しているとんかつ界の有名ブランドです。

あのヒレかつサンドは誰でも一度は口にしたことがあるでしょう。

そのまい泉のレストランが表参道の裏通りにあります。裏通りの名前はもちろん「まい泉通り」。店名が通りの名前になってしまうほどの、表参道で一番の有名店です。

まい泉のレストランは日本中にあるみたいですが、表参道の「青山本店」は唯一の路面店。

しかも銭湯をリノベしたちょっと変わった店構えです。

▲まい泉の青山本店。まい泉の創業自体は60年代ですが、この表参道の店になったのは1983年。もうじき40年という老舗です。

また、ここら辺では珍しく店頭には2台分の駐車スペースがあります。
(駐めるのは早いもの勝ちです)

PR

まい泉のとんかつ

まい泉といえばヒレかつサンドが一番有名でしょうけど、”お箸で切れる柔らかなとんかつ” も有名ですね。

青山本店のレストランでは揚げたてのとんかつが食べられます。

▲席に着くとお茶とお箸と鰹節が乗った大根おろしが運ばれてきます。

大根おろしは好みで醤油をかけていただきます。

▲これは「茶美豚 ヒレかつ膳」です。後でメニューを紹介しますが、とんかつのラインナップでは一番安価なものです。でもこれで十分なんですね。

表参道の老舗とはいえとんかつ屋さんなので、ご飯とキャベツと味噌汁のお代わりは無料です。

ちなみに味噌汁はプラス140円で豚汁にアップグレード可能です。

▲サックサックの衣が美味しそうですね。変に気取ったりウンチクを語るタイプじゃないとんかつ。超一流のB級ってやつですね。

豚肉はお茶の成分を含んだ飼料で育てたので ”茶美豚”。もちろんですが六本木の居酒屋「美豚」とは関係ないです。

▲豚の肉汁が今にも溢れ出しそう

実際にお箸で切れるほど柔らかいとんかつです。

PR

まい泉の店内

店内はカウンターとホールと2階席に分かれています。

▲入口から入ったところがカウンター席。

ずらっと並んでいてここがお一人様用かというとそうでもなくて、目の前でとんかつを揚げているところが見られるので、カップルで陣取っている人もいたりします。

窓際には順番待ち用の席があります。実際に週末の夜とかここで行列するほど混むこともあるんですよ。

また座布団にまい泉のロゴが入っているのも注目です。

▲奥にはホールがあってテーブル席が並んでいます。

2人以上だとだいたいここですね。

真ん中に大きな柱があって入口が二手に分かれているのが面白いです。

これは銭湯をリノベしたからこうなっています。真ん中の柱の前に番台があって、女湯と男湯の入口が別れていたのをそのまま流用しているからでしょう。

左の出入口はたぶん女湯、右は男湯だろうと思います。

▲今はこのようにテーブル席が並んでいるホールは、以前は脱衣所だったところ。

向こう側の大きな窓と中庭が見えるので、たぶんこっち側が男湯の脱衣所だったのだと思われます。

天井も建物の2階部分までの吹き抜けになっていて、普通のとんかつ屋じゃありえない贅沢な空間です

▲まい泉の青山本店を訪問したら、できればこのホールの空間も楽しんでもらいたいですね。

天井には大きな扇風機が。銭湯だった頃はこの扇風機の下で風に当たったのでしょう。

浴場だった部分は個室になっているのですが、見たところ今は利用していないようです。パンデミックが収束すれば、また以前のように個室かテーブル席として開放するんなないでしょうか。

▲これは予約のお客さん用にセットされたテーブル。

誰もがよく知る「まい泉」の、しかも表参道にある ”青山本店” ということで、高級なお店として接待などにも利用するのでしょうね。

PR
 

まい泉の店舗

今の店舗の外観はとても以前は銭湯だったようには見えません。

もっとも銭湯からリノベしたのが40年前。その後もリニューアルしていますから。

▲販売所も併設しています。

平日は写真のようにお客さんも少ないですが、週末になればやっぱり並びますね。

▲これはエビカツサンド。

▲もともと表参道のここでは小さいお店だったのが、隣の銭湯が廃業するのを機に建物を買ってリノベしたそうです。

もしかしたら今の売店の方がまい泉の出発点に近いのかも。

▲店頭のサンプル。

実際のとんかつをかなり忠実に再現しています。だいたいこのサンプル通りのとんかつが出てくると思って間違いありません。

▲店頭のメニューです。

これを見て高いと諦めないで。

もっと安い手頃なとんかつもあるので、とりあえず店内でメニューをどうぞ。

どうしても予算に合わなければヒレかつサンドでも注文しておけばOKです。

PR

まい泉 青山本店の場所と行き方

まい泉通りの表参道寄りです。

表参道駅のA2出口を出ると目の前は「アップルストア表参道」。その角を「原二本通り」へ入ります。アーチがかかっているところですね。そのまま進むと突き当たるので左へ曲がり、すぐある最初の角を右へ。この通りが「まい泉通り」です。

そのまま数十m進むと左手にあります。

表参道駅から徒歩3分、表参道の交差点からも徒歩5分です。

▲まい泉がオープンした80年代はこの通りも静かなものでした。今は「パンとエスプレッソと」とかお洒落なお店が立ち並ぶストリートに大変身です。

店頭に駐車場が2台分ありますが早いもの勝ちなので必ず駐められるとは限りません。またこの付近のコインパーキングは切り返しもやっとの狭いパーキングばかりですし一方通行も多いので、運転に自信がない人はクルマでの訪問は避けた方が無難です。

でも表参道であの老舗とんかつ店のとんかつが食べられるのはありがたいですね。表参道の最後はお肉を中心にがっつり食べたいというな時にぴったりです

とんかつ まい泉 青山本店

渋谷区 神宮前 4-8-5
定休日:なし
営業時間:11:00 – 21:45

PR

まい泉のメニュー

最後にメニューを紹介しておきます。

▲自社ブランド肉の「甘い誘惑」シリーズ。

とんかつのハイエンドです。

▲これは「黒豚」シリーズ。

豚のブランドごとに微妙にメニューを変えているのが肉い、いやニクいです。

▲これはエントリーレベルの「茶美豚」シリーズ。”ちゃーみーとん” と読むそうです。

他のとんかつチェーンと比べるとお値段は高いのですが、謳い文句通りの柔らかい肉を食べてしまうとこんなものかなぁと納得してしまうお値段です。

またここで紹介した肉以外に何種類もブランド豚が用意されているので実際のメニューはもっと多いです。

ただ特に肉を食べ比べてみようとかしない限り、この茶美豚シリーズで十分だと思います。

▲海老フライやとんかつ/海老フライ/コロッケのコンビ。とんかつ屋あるあるですね。

それと名物の「ヒレかつサンド」。

▲とんかつ以外の和食シリーズ

和食もここで紹介した以外にいくつもメニューが用意されています。

とんかつはちょっというお年寄りとか、とんかつ以外の和食も食べたい人、宗教上の利用で豚肉がNGな人などでも楽しめるのがまい泉青山本店です。

表参道のちょっと高級なファミリーレストランとして利用できるのもまい泉青山本店の良いところ。家族連れにもぴったりです。

とんかつ まい泉 青山本店 基本情報

店名 とんかつ まい泉 青山本店
Uber Eats で注文できますUber Eats 既存ユーザー注文
住所 渋谷区神宮前 4-8-5
最寄駅 表参道駅
定休日 なし
営業時間 11:00 – 21:45
予約 食べログで予約
禁煙・喫煙 禁煙
Uber Eats
記事の評価
SNSでシェア:
PR

同じカテゴリーの記事 PR
PR
現代アート広尾渋谷カフェ東麻布西麻布乃木坂現代美術六本木ヒルズ喫茶店西麻布の交差点美術館白金台表参道深夜営業南麻布代官山青山麻布台六本木原宿麻布十番一の橋交差点恵比寿コーヒーギャラリーランチ外苑前南青山飯倉
PR

コメントを残す

PR