珈琲屋 川志満(かわしま)
外苑前駅の近く、スタジアム通り沿いで半世紀以上続く老舗の喫茶店「珈琲屋 川志満(かわしま)」。平日だけの営業なので近隣の勤め人が主なお客さんだと思うのですが、”珈琲とおしるこ” が自慢の喫茶店です。
そして六本木の「カフェ すえ〜る」、広尾の「ターゲット」と同じように全面喫煙可です。喫煙者のお客さんでいっぱいな外苑前の喫煙オアシスです。
▲70年代、もしかしたら60年代から続く川志満の店頭。
”コーヒーとおしるこ” というアーチ状の看板だけやけに新しいですね。
PRおしるこ
まずは自慢のおしるこ。
▲これはおしるこの「田舎」。
「大納言ぜんざい」、「田舎(つぶあん)」、「ごぜん(こしあん)」の3種類のおしるこから選べます。3種類も用意してあるなんて自慢のメニューだけあります。
お茶と箸休めの塩昆布が付いてきます。
▲夏なのに湯気が立つほどの熱々のおしるこ。
お餅は2切れ、あずきもたっぷり入った大満足のおしるこです。
トアルコトラジャー
もう一つの自慢はトアルコトラジャー。キーコーヒーが誇る高級コーヒーですね。
▲深煎りのがっしりした味のコーヒー。
老舗喫茶店にはこういうコーヒーが似合います。
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川志満のメニュー
夕方には閉まってしまう喫茶店なのでドリンクがメイン。軽食はトースト、サンドイッチそれとおしるこです。
▲トーストにも「あんトースト」があるので甘いもの好きな人には堪えれないメニューです。
川志満の店内
入り口は狭いのですが奥の方まで広い店内です。
▲左手の方はキッチン。
店内の真ん中の列と壁際に客席が並んでいます。
もちろん全席喫煙。着席するとまず水とおしぼりと灰皿が運ばれてきます。
▲このようにテーブルはこぶりなもの。多くのお客さんはコーヒーと灰皿があればいいので、このサイズでも十分なのでしょう。
この写真では空席が目立ちますが、これはやはりパンデミック対応で自宅勤務の人が増えたせいだと思います。この付近の企業だと外資系とかIT系が多く在宅の割合が高そうですからね。
パンデミック以前の川志満は午後は閉店までずっと満席に近い状態が続くことも珍しくありませんでした。
▲老舗喫茶店らしいマガジンラック。新聞の主要紙や雑誌などが置かれています。
またその向こうに見えるのがレジ。カードや電子マネーは利用できず現金のみです。
▲これは入り口すぐのテーブル席。
店内唯一の窓際席ですね。でもここに座って仕事をサボっていると見つかってしまうかも。
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川志満の店舗
仕事をサボってコーヒーとタバコをしに来る人のためか、窓はポスターなどで埋め尽くされ店内が見えないようになっています。
▲おそらくキーコーヒー制作だと思われるトアルコトラジャの看板が大きく置かれています。川志満にとってもキーコーヒーにとっても自慢の一品ですからね。
またプロ野球のヤクルトスワローズのポスターやグッズが並んでいるのは、ここがヤクルトの本拠地神宮球場の最寄りだからです。
神宮球場までスタジアム通りで300mちょっと、オリンピックミュージアムまで500mちょっと。
▲この看板も新しいものですがコーヒーとおしるという自慢の品が入っていますね。
また正式な名前が「珈琲屋 川志満」らしいということも分かります。
PR川志満の場所
外苑前の駅を出てスタジアム通りを神宮球場の方へ10m。コンビニの先が川志満です。
▲以前はいつも混んでいて行ってみないと入れるかどうか分からないのが難点でしたが、今はそんなことはないようです。
外苑前で400円でかなり美味しいコーヒーが飲めてタバコが吸える喫茶店ということで近隣の喫煙ビジネスパーソンにとってはオアシス的なところですが、タバコがあまり気にならない人にとっても美味しいおしるこが食べられる喫茶店として貴重です。
外苑前の甘味の補給場所としても利用したいですね。
基本情報
店名 | 珈琲屋 川志満(かわしま) |
住所 | 港区 北青山 2-7-20 |
最寄駅 | 外苑前駅 |
定休日 | 土日祝 |
営業時間 | 8:00 – 16:00 |
タバコ | 喫煙可 |