創業50年の関西割烹
関西割烹の「川奈」。西麻布にいながらして関西の味が、しかも天ぷらと天丼がいただけるお店です。
西麻布の再開発のため、2023年1月末で閉店しました。
店構えはとても六本木通り沿いとは思えない落ち着いた雰囲気です。
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あの有名人がプロポーズ
実はこのお店、モッくんこと本木雅弘がその妻也哉子さんにプロポーズした場所なんだそうです。
その時、モッくん27才、也哉子さん17才。若いですね。
当時、也哉子さんの母である樹木希林さんが西麻布に住んでいたので、モッくんは也哉子さんの家の近くに出向いて行ってプロポーズしたのかもしれませんね。
店内の様子
外からは中の様子が見えないのでちょっと初めてだと入りにくいのですが、ランチの時間ならメニューも外に出ていますし、安心です。
さて、プロポーズに使うお店の店内はどんな感じなのでしょうか。
入り口すぐ右側にテーブル席が1つ、左側にはお座敷席、そして厨房を囲むようにL字のカウンター席という構成です。
で、ミーハーなネタが続きますが、モッくんがプロポーズしたのはこの奥の座敷席だそうです。
なるほど。渋いですね。
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ランチメニュー
ランチは天丼か天ぷら定食の2種。いつか天ぷら定食も食べてみようと思いつつ、何度も通ってますが、天丼しか食べたことがありません。
なんか甘辛いタレがしっかり染み込んだ天丼がクセになるんですよね。
今日も変わらず天丼です。
関東風と関西風の違い
天ぷらの関西風と関東風の違いは一般的に揚げ油がサラダ油とごま油の違いと衣に卵を入れる入れないの違いです。
天丼が出てくるまで待ってる間、パチパチと厨房で揚げている油の音を聴きながら、確かにごま油の香りではないなと確認。
この道50年のマスターが手際よく天ぷらを揚げていきます。割烹なのにマスター?と思うかもしれませんが、ホール担当の人懐こい女性がマスターと呼んでいたので、ああ、マスターなんだと。
味噌汁とお新香と天丼
マスターの手順をみて、そろそろかなというタイミングでお新香と味噌汁が運ばれてきます。
蓋を開ける瞬間が一番幸せかもしれないですね。ワクワク。
蓋を開けてふわっと爽やかな柚子の香りです。うーん。
小ぶりな海老が3本とキス、野菜天はナスとかぼちゃとピーマンです。
海老が3本もあるから海老、野菜、海老、野菜、海老、野菜のローテションができて嬉しい。
天ぷらにしっかりしみているこの甘辛いタレも関西風なんでしょうか。ご飯にもしみてて美味しいなぁ。ご飯がどんどんイケちゃうんですよね。
いつも思うのは、どうしてカロリーの高いものってこんなに美味しいんでしょうね。
味噌汁は赤出しに豆腐とワカメと三つ葉。これも美味しい。
美味しい天ぷら食べながら、こんな落ち着いたお店でプロポーズされたらモッくんみたいなイケメンじゃなくてもOKしてしまうかもしれませんね。
次回こそ天ぷら定食食べてみようかなぁって思っていますが、結局天丼食べちゃうんですよね。きっとまた、次回も結局天丼ランチになりそうです。
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とにかく美味しいのでまずはランチから是非どうぞ。
でもランチタイムは近隣のサラリーマンで混み合いますので少し時間をずらして行くのがいいかもしれません。
川奈の場所は、六本木通り沿いの六本木ヒルズと西麻布交差点の間です。赤のれんや幸鮨(魚幸)の並びです。
ヒルズから六本木通りを西麻布方面に下り「Super Deluxe」のビルの次のビルの1階です。
関西割烹 川奈
港区西麻布 3-1-23 霞一ビル
定休日:土日
営業時間:11:00〜13:30、17:00−21:00