六本木アートナイトグループ展
3年ぶりに開催される「六本木アートナイト2022」は”マジカル大冒険 この街で、アートの不思議を探せ!” をテーマに、日本を代表する現代美術家の村上隆がメインプログラムを担当しています。
その村上隆が主宰する元麻布の「カイカイキキギャラリー(Kaikai Kiki Gallery)」では、「六本木アートナイト2022」の開催を祝して「六本木アートナイトグループ展」を開催しています。
ドラえもんのバルーンが六本木アートナイトの会場あちこちに設置されますが、そのバルーンのもとになった作品たちによる展覧会です。
▲カイカイキキギャラリーでのグループ展については公式プログラムでちょこっとだけ触れられていますが、公式サイトには記載もないようです。
メインのドラえもんのオリジナルですから、六本木アートナイトと一緒に観ないと意味がありません。元麻布といっても六本木から歩いて往き来できる場所なので、アートナイトの前後に訪問したいですね。
また六本木アートナイト2022の各出品作品がどこに設置されているのか、麻布ガイドでは丁寧に解説していますので、そちらの記事もどうぞ。
PR
村上隆によるドラえもんマケット
カイカイキキギャラリーはビルの階段を下りた地下1階がギャラリースペース。
今回のグループ展で、ギャラリーに足を踏み入れて最初に出会うのが村上隆本人によるドラえもんのマケット(模型)。
高さ4mのバルーンになるようです。
畳のスペースに並ぶドラえもんマケット
カイカイキキギャラリーで開催される展覧会のほとんどは無料の展覧会です。また、多くの場合写真撮影も可能です。
ギャリー内はコンクリートのホワイトスペースと畳(!)のスペース。
こちらは畳のスペース。
▲一点ごとにキャプションが付いているので、実際にどのバルーンになるのか分かると思います。
先にここでオリジナルを見てから六本木アートナイトの会場でバルーンを見るか、バルーンを見てからカイカイキキギャラリーでマケットを見るか。悩みますね。
▲でもサイズも質感も違うし、バルーンはバルーン、マケットはマケットで別の作品と考えたほうが良いのかも。
PR
▲これは国立新美術館に展示されているバルーンの元になったもの。
新美術館のドラえもんはアートナイト前から公開されているので比較するのに良いかもしれません。
六本木ヒルズのドラえもん
六本木ヒルズアリーナの高さ10mのドラえもんが今回の六本木アートナイトの目玉でしょう。
それはもちろん村上隆の手によるもの。
▲ドラえもんと一緒に村上隆の代表作「お花」も描かれていますね。
これはヒルズのアリーナに実際に行って、下から見上げたり、上のフロアからドラえもんの後頭部を鑑賞したりして楽しんでみてください。
PR
カイカイキキギャラリー
カイカイキキギャラリーは畳のスペースと通常のギャラリースペースがあって、通常のスペースでは今回のグループ展出品者たちの作品が展示されています。
六本木アートナイトでのバルーンのドラえもんとは別の側面から作家の個性が楽しめます。
PR
カイカイキキギャラリーの場所とアクセス
現代アートの一大拠点となった六本木からも近く(六本木ヒルズからも歩いて行ける)、六本木に来る時にはチェックしておきたいギャラリーの一つです。
▲元麻布なので徒歩なら広尾駅から有栖川宮公園を抜けて登ってくるか、六本木ヒルズから旧テレ朝通りを使い中国大使館前を通って来ます。ファミマのある「愛育病院前」の信号を仙台坂の方へ曲がって50mほど。カタール大使館の手前のビルの地階です。また、ちいバスに乗れれば、麻布西ルートの「元麻布2丁目」で下りるのが迷わず確実だと思います。
六本木アートナイト2022に行くなら、合わせて行くのを忘れてはいけないカイカイキキギャラリーです。
六本木アートナイトグループ展 基本情報
名称 | 六本木アートナイトグループ展 |
場所 | カイカイキキギャラリー |
期間 | 2022年9月9日(金) 〜 9月24日(土) |
閉館日 | 9月23日 |
料金 | 無料 |
カイカイキキギャラリー 基本情報
名称 | カイカイキキギャラリー (Kaikai Kiki Gallery) |
住所 | 港区元麻布 2-3-30 |
最寄駅 | 広尾駅、六本木駅 |
閉館日 | 日曜、月曜、祝日 |
時間 | 11:00 – 19:00 (展覧会期間中のみ開廊) |