オランダ大使公邸のチューリップガーデン一般公開。2024年は4月5, 6日に開催! 合わせて東京タワーや麻布台ヒルズも見学してみよう

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駐日オランダ王国大使館とチューリップ

桜の季節が過ぎると様々な植物が一斉に花を開く時期になります。4月の中旬だと例えばチューリップ、チューリップといえばオランダ。

毎年恒例だったオランダ大使公邸のチューリップ・ガーデン一般公開、2024年は4月5日(金)と6日(土)の2日間にわたって開催されます。

 昨2023年は1日だけでしたが今年2024年は2日間、しかも土曜日も含まれているのでかなり訪問しやすくなりました。 無料で一般公開とはいえ完全予約制で、予約サイトのPeatixから申し込みます。

3月28日で予約枠はいっぱいになりました。当日予約無しで訪問して入館できません。

また満席になってからのキャンセル待ちはシステム的に不可能とのこと。イベントに対してのメールや電話での対応も行っていないそうです。

入館方法などはオランダ大使館のホームページで確認してください。また芝公園の「駐日オランダ王国大使館」と隣接するオランダ大使公邸、それとオランダ大使館周辺の様子を紹介します。 ▲日本とは400年以上の外交関係があるだけに大使館も芝公園の一等地にあります。

芝のこの場所に大使館が移転して来たのは1883年ということですから140年ほど昔のことですね。それ以前は歴史の教科書にもあるように平戸や長崎の出島にあったので、400年の歴史からすれば芝公園にやってきたのは比較的最近の出来事です。

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オランダ大使公邸のチューリップ

オランダ大使館に隣接するオランダ大使公邸、ここには15,000本以上のチューリップがあり季節になると満開の花を咲かせているそうです。 ▲こちらがオランダ大使公邸。 建物自は立教の校長も努めたジェームズ・ガーディナー設計による由緒正しい建物で、これだけでも見る価値があります。

そしてこの公邸の中にチューリップガーデンがあるのです。 ▲これは大使館前の花壇のチューリップ。これは公道に植えられているものなので誰でもいつでも見ることができます。

以前から毎年チューリップの咲く日に合わせ大使公邸を一般向けに特別公開してくれていて、その公開日には大使館前に行列ができるのが恒例でした。 今は事前予約制になり並ばずに見学できるようになったのは嬉しいですね。

2024年のチューリップガーデン一般公開

2024年の一般公開の様子です。桜の開花同様、チューリップの開花も例年より遅れているようで、4月5,6日の一般公開日には残念ながら満開とまではいきませんでした。

▲オランダ大使公邸の庭に咲くチューリップ。

▲前庭のチューリップも昨2023年と比べると開花が遅れていました。

▲庭の中のチューリップの小路は例年並み

▲大使公邸と大使館本館を繋ぐ通路もチューリップの小路は一部満開でしたが、まだまだこれからという感じ。

▲チューリップの満開時期と一般公開日のタイミングがちょっと合いませんでしたが、昨年を遥かに上回るお客さんが詰めかけていました。

チューリップガーデンの一般公開が再開して2年目ということで周知されるようになったからでしょう。実際、Peatixの予約は2日くらいで満席になっていましたか、来年2025年はさらに競争率が高まりそうです。

2023年のチューリップガーデン一般公開

2023年はチューリップが満開の時期に一般公開が行われました。そのときの様子です。 ▲オランダ大使公邸と前庭とチューリップ。

オランダの妖精が走り回って歓迎してくれました。 ▲ちなみに公開されるのは大使公邸とその庭園で、オランダ大使館自体が公開されるわけではありません(むしろ大使館の方は立入禁止になっています) ▲庭の中にはこんなチューリップの小路が通っています。 ▲大使公邸と大使館本館を繋ぐ通路もチューリップの小路。 オランダ本国を訪問するならチューリップおらの時期にしたいなぁと思わせてくれます。

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駐日オランダ王国大使公邸

このチューリップ・ガーデン公開日には大使公邸の内部も見学できます。さらに写真撮影も可能です。 ▲大使公邸の大食堂。

いつもこんな感じで食事をしているのではなく、たぶん外交という ”お仕事” をするための食堂だと思います。

でもテーブルの上がチューリップで飾り付けられているのがオランダらしいです。 ▲花瓶にはチューリップ。庭園も邸宅内もチューリップだらけ。

そしてチューリップではなくひまわりですけど、世界一有名なオランダ人画家ファン・ゴッホの絵画がありました。 ▲公開日にはオランダ名物として有名な「ストロープワッフル」も1缶1,000円で売ってます。

販売場所が大使館の敷地内なので一般公開に参加した人だけが購入できます。予約無しで大使館に行ってもストロープワッフルは買えません。 ▲オランダの有名人ミッフィーも出迎えてくれますよ。

駐日オランダ王国大使館

大使館の様子をもうちょと詳しく見てみましょう。 ▲オランダ大使館の正門です。右に見えるのがオランダの国章です。

オランダは”王国”なので本当の国章を使えるのは国王だけ。 ここに掲げられているのは政府用の簡略した国章です。 ▲こちらは大使公邸の正門。 チューリップガーデン一般公開の入口と受付はこちらになります。 

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神谷町駅からオランダ大使館へ

オランダは観光での短期滞在ならビザ不要なので、チューリップ・ガーデンの特別公開日を除けば普通の人がオランダ大使館を訪問する機会はあまりないと思います。

神谷町からてまり坂経由でオランダ大使館へ向かう道順の紹介です。 ▲神谷町から御成門へ向かい最初の信号「芝学園下」から南側を向くと、坂の上に芝学園(芝中・高)とその向こうに東京タワーが見えます。

この坂道を登ると芝学園の校舎に突き当たるので、そのT字路を右へ曲がって「てまり坂」という坂を登るとオランダ大使公邸です。

てまり坂の本当の名前は「切通坂」らしく、オランダ大使館から芝学園の前を通り正則高校までの坂道を「切通坂」というようです。

またこの辺りは「手まり坂緑地」という緑地帯になっています。緑地帯にある赤いオブジェは都庁前広場の赤いアーチも手掛けて彫刻家 井上武吉の作品です。

オランダ大使館から東京タワーへ

オランダ大使館から神谷町までそのまま帰ってもいいのですが、せっかくなので東京タワーまで行ってみましょう。 ▲オランダ大使館から東京タワーが見える方へ歩いてみましょう。

神谷町から東京タワーへはいろんなルートがあり、私有地を突き抜ける最短コースなんかもありますが、今回は芝公園界隈ののんびりした雰囲気を味わいながらのお散歩コースです。

この写真で左側が芝学園、ちょっと向こうの右側に見えるのが給水所公園です。 この道をそのまま道なりに歩いて行くと・・ ▲東京タワーです。

この信号を左へ行けば東京タワーですし右へ曲がると飯倉の交差点ノアビルがあってその先は六本木ですね。 ここまでオランダ大使館からゆっくり歩いても5分です。

話題の麻布台ヒルズは桜田通りを挟んでオランダ大使館の向かい側で、やはりオランダ大使館から徒歩5分。神谷町駅を利用するなら麻布台ヒルズもぜひ訪問してみてください。

毎年恒例のオランダ大使公邸のチューリップ・ガーデン特別公開、今年2024年は桜の満開の時期と被りそうで非常に楽しみです。

もしオランダ大使公邸のチューリップガーデン一般公開に参加する機会があったら、東京タワーや東麻布方面、あるいは話題の麻布台ヒルズへ散歩がてら足を延ばしてみるのもどうでしょうか。

オランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開 基本情報

場所 駐日オランダ王国大使館
日程 2024年4月5日(金) 、4月6日(土) 10:00 – 16:00
料金 無料
予約 日時限定予約制(Peatix)

駐日オランダ王国大使館 基本情報

住所 港区芝公園 3-6-3
最寄駅 神谷町駅、御成門駅
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