中目黒の桜
ここ十数年で東京都内でも有数の花見スポットになった、中目黒から池尻大橋にかけての目黒川周辺の桜。今年2024年もぼんぼりが3月19日から点灯し、3月23日(土)と24日(日)には「第38回 中目黒桜まつり」も開催されました。
ただ例年よりかなり開花が遅れ、見頃になったのは4月に入ってからでした。それでもパンデミック前のように混雑状況になっています。
▲これは2023年の3月末、晴天に恵まれた中目黒近くの目黒川。開花状況としては満開です。
桜の花が目黒川の上にまで張り出していたことが分かります。
▲中目黒駅のホームからも川面が見えないくらい覆い尽くす桜を見ることができました。
しかし、2024年からはこのような桜を見ることはできません。観光客が減るのを心配してかあまり大っぴらな話題にはなっていませんが。
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目黒川の桜
目黒川の桜は中目黒が一番有名で、今や世界中から花見客が訪れています。でも目黒川沿いの桜ということでは、池尻大橋から天王洲までずっと桜並木が続いています。
このうち中目黒の日の出橋から池尻大橋までのエリアが、桜が川面を覆うほど川幅が狭く遊歩道もあるので花見客に人気があるのですね。
2024年中目黒の桜
2024年は昨年より開花が遅れているようです。結局「中目黒桜まつり」の週末には開花しませんでしたし。
▲これは4月1日の目黒川。かなり開花していますが本当の満開は1週間後、4月6日の週末辺りになりすです。
でも例年に比べると、やはり何か物足りない感じがしますね。
▲実は多くの桜の樹が剪定されているのです。3年かける桜の保全計画の一環だそうです。
たとえ満開になっても昨年までのような目黒川にかかる桜トンネルは見られない場所が多いです。
ぼんぼりは残っていますけど、点灯は予定通り3月31日(日)で終了したそうです。2024年はライトアップされた夜桜も見られませんでした。
▲目黒川にかかる橋の中には立ち止まり禁止の橋があります。立ち止まっての見物や写真撮影はできません。
また目黒川の左岸と右岸はそれぞれ一方通行になります。
▲目黒川の周囲の道路も立ち止まり禁止。写真のようなプラカードを持った警備員が大勢配置されています。
▲両岸に設けられている休憩スペースも立ち入り禁止。要するに川を覗き込むこともできません。
▲スターバックスリザーブロースタリー東京の前の桜も剪定されていて、これまでの迫力ある桜から一変しています。
▲中目黒から駒沢通りを越え、目黒川をさらに下流(目黒方面)へ向かうとやはり桜並木なのですが、ここの桜は4月1日でも未開花です。
満開になるとしても4月8日の週以降でしょうね。
今の中目黒で目立つのが駅の高架下に行列を作る「I’m Donut?(アイム・ドーナツ?)」。あの表参道のアマムダコタンのドーナツ店です。午後の閉店間近になると意外とすんなり買えることもあるので、早めに中目黒に行ってドーナツを買ってからの花見も良いかもしれません。
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2024年の目黒川の桜
ということで、2024年の目黒川の桜と見物についてまとめてみました。
●開花は3月28日ころから。たぶん3月30日の週末には5〜8分咲き。4月上旬に満開。
●でも桜の樹の剪定が行われたばかりなのでこれまでのような桜トンネルは見られません。
●中目黒桜まつりは3月23日と24日に開催されました。
●桜のライトアップは3月19日から31日までの17時〜20時で行われます。消灯後の花見は禁止です。
●日の出橋から千歳橋の間の川沿いは歩行者も一方通行になります。
●シートを使った花見は禁止です。
●屋台・出店があります。
●クルマの交通量が多く、立ち止まり禁止の橋があるので注意しましょう。
▲中目黒駅は改札も一方通行、改札を出て山手通りを渡るところも一方通行になるよう規制がされています。誘導員の指示にしたがって花見ゾーンへ向かいます。
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