原宿駅前の現代アートギャラリー
文化都市を標榜する六本木には国立新美術館を筆頭に多くの美術館、ギャラリーが集中していて現代アートの首都のような様相を呈していますが、都心のもう一つの文化発信地、青山・表参道エリアにも六本木に負けず劣らずな美術館、ギャラリーが集結しています。
今回紹介するのはアメリカに本拠地がある現代アートのギャラリー「BLUM & POE(ブラム&ポー)」。日本でのスペースは、なんと原宿駅の目の前! というすごい立地です。
▲JR原宿駅の目の前、表参道口と竹下通り口のちょうど真ん中あたり。隣はIKEAなどが入るWITH HARAJUKU という細長いビルにブラム&ポーが入っています。
1階は ”世界一快適なシューズ” で人気なAllbirds(オールバーズ)、2階は外資ITマーケティング企業という今の世界を象徴するような企業が入っていますから、現代アートのギャラリーがそこにあっても違和感がありません。
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BLUM & POE(ブラム&ポー)
ブラム&ポーは南カリフォルニアのサンタモニカで1994年に設立されたギャラリーで、約30年にわたってアメリカの現代アートの中心的存在として活動しているそうです。
日本にギャラリーをオープンしたのは2014年。数年前から今の原宿駅前に移転してきています。
創業30周年を迎える2024年を以て名称を「ブラム(BLUM)」と改称する予定です。
▲ギャラリースペースはビルの5階。
スペースとしてはビルの半分で、残りはギャラリーのオフィス用として使用しています。
窓の外には神宮内苑の森が見えます。都心のギャラリーで森を借景に作品を鑑賞することができるのは、もしかしたらブラム&ポーだけかもしれません。
意外と奥行きがあることが分かりますね。
奥に見えているのがオフィススペースです。
天候によっても借景が変わりますから同じ展覧会でも訪れた日の天気によって印象が変わったりします。
▲神宮の森が見えるのはいいけど、直射日光が当たっては作品に悪い影響があるのでは?
安心してください、下ろします。
そんな時にはカーテンを下ろして悪影響を防ぎます。
ギャラリーへの入り方
原宿前の一等地にあるブラム&ポーですが立地の割に今ひとつ知名度が上がらないのはビルの5階ということもありそうです。
▲オールバーズのビルとして知られるようになったこのビルの5階がブラム&ポーです。
オールバーズの右横の通路を入ります。
▲1階は左手にオールバーズの店舗と入り口ありますすが、さらに奥に通路が続いています。
ビルの外は原宿駅の表参道口から竹下通りへ向かう観光客やWITH HARAJUKUのお客さんなどで溢れかえっていますが、ギャラリーへ上がれば静かに現代アートを鑑賞できる空間が待ち構えています。
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ブラム&ポーの場所とアクセス
ブラム&ポーの場所は何度も書いているように原宿駅前。
隣はWITH HARAJUKUです。
意外と言っては失礼ですが、でもこんなところに現代アートのギャラリーがあるのです。
原宿でリピートしなければ行けない場所が増えますね。
ブラム&ポーで現代アートを鑑賞したら、近くにはハイセンスなカフェ「dotcom space」や「アンセーニュ・ダングル原宿」があるので、そうした大人向けなカフェでゆっくり作品を振り返ってみるのもいいですね。
またブラム&ポーのビル1階のオールバーズは麻布ガイド愛用のオールバーズです。一度その履き心地を実際に試してみてください。
BLUM & PPOE 基本情報
名称 | BLUM & POE (ブラム&ポー) |
住所 | 渋谷区神宮前 1-14-34 |
最寄駅 | 原宿駅、明治神宮前駅 |
休廊日 | 日曜、月曜、祝日 |
時間 | 12:00 − 18:00 |