2023年の東京での話題の一つは麻布台ヒルズの開業。それまでテレビ東京を除けばお固い企業・団体が多くいかにもなオフィス街だった神谷町。ノアビル、ロシア大使館、外務省飯倉公館、キャンティといった一見さんや観光客には縁遠い店舗や施設が並ぶ外苑東通り。
それがあっという間にインバウンドも含む多くの観光客が訪れるエリアになってしまいました。
その麻布台ヒルズにはブランドショップから高級レストラン、高級スーパーにギャラリーなど様々な店舗がありますが、やはり気になるのはオシャレな麻布台らしいカフェ。
せっかく麻布台ヒルズに来るなら、どこにでもあって誰もが行くようなチェーン店ではなく、麻布台・麻布台ヒルズならではのカフェを利用して差を付けたいですよね。
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CAFE NOMU – 麻布台
プリザーブドフラワーなどで知られるフラワーアーティストのニコライ・バーグマンのショップが麻布台ヒルズに出店していて、そのショップに併設されているのが「CAFE NOMU – AZABUDAI」(NOMUカフェ麻布台)です。
ニコライ・バーグマンのショップは国内に何店舗もありますが、カフェが併設されているのは南青山・表参道のフラッグシップストアとここ麻布台ヒルズだけ。貴重なカフェです。
デンマーク出身のニコライ・バーグマンのセンスを反映した北欧調のウッディーな什器やコンクリートのクールな内装、そしてこだわりのスペシャルティコーヒーです。
フラッグシップストアのNOMUカフェと違ってメニュー数が少なく食事もないので、あくまでコーヒーとおやつ程度の利用がおすすめ。
▲イートインスペースは8席だけ。
でもこんな店内で空間とコーヒーとニコライ・バーグマンのフラワーを眺めながらお茶をすれば、それはとっても贅沢な時間になると思います。同じフロアのすぐ近くに「スターバックス」や「麻布台ヒルズカフェ」という分かりやすいカフェがあるのでNOMUカフェの方が意外と空いているかもしれません。
またフラワーショップもありますからお土産にも事欠きません。
% Arabica Tokyo Azabudai Hills 4F
世界中に100店舗以上ある「%アラビカ」は日本人オーナーながら香港でスタートし、今は京都にフラッグシップストアがあるスペシャルティコーヒーのカフェ。
その「%アラビカ」が東京に2店舗を同時に初出店、しかもどちらも麻布台ヒルズ内です。
▲麻布台ヒルズのB1と4Fに店舗があり、タワープラザの4Fの方が「アラビカ東京 4F」、ガーデンプラザのB1にあるのが「アラビカ東京 B1」です。
大きな違いは4Fがテラス席も含めれば数十席あるイートインスペースを用意しているのに対し、B1は簡単なベンチがあるだけのほぼイートイン用の店舗なこと。
アラビカのコーヒーをちゃんと座って飲むなら4Fの方を利用しましょう。テラス席からは麻布台ヒルズ周辺の高層ビル群を眺望できます。
▲京都嵐山の店舗と比べれば空いているという言葉しか出てきません。京都の%アラビカに行ったけど混雑で諦めた人はぜひ東京、麻布台ヒルズの%アラビカへ。
ペリカンカフェ麻布台
浅草の老舗パン屋「パンのペリカン」のカフェ部門「ペリカンカフェ麻布台ヒルズ店」はタワープラザの1階。
これまで浅草にしかなかったカフェが麻布台ヒルズにできて、しかも予約しないとほぼ入手不可だった食パンも購入できます。
▲モーニング営業をしているのがポイント高いです。
たっぷりのバターが乗ったトーストはもちろんペリカンの食パンです。
▲モーニングの時間帯は比較的空いているのであのペリカンのパンを食べながら優雅に午前中の時間を過ごせるかもしれません。
麻布台ヒルズの多くの店舗が11時開店ですから、少し早めに行ってペリカンでトーストをいただいて、11時から行動開始みたいにすれば時間を有意義に使えます。
ただパンの販売は午後からになります。パンの購入が目的なら午後の訪問を。
OGAWA COFFEE LABORATORY麻布台
六京都の老舗ロースタリー「小川珈琲」の東京での3店舗目となるのが「OGAWA COFFEE LABORATORY麻布台」です。
コーヒー豆の販売がメインのようですがテイクアウトのカフェメニューがあります。
▲テイクアウトのメニューはコーヒーだけ。でもホットかアイスか好きな方を選べます。
OGAWA COFFEE LABORATORYとプリントされたスリーブが凛としています。
▲店舗はポップアップストアみたいなシンプルな感じですがこれは狙ったデザインで、店舗としては恒常的なもの。
店名も小さいので通り過ぎてしまう人も多いですけど、こだわりのコーヒー豆が欲しいならまず小川珈琲へ。スタッフとじっくり相談し試飲をしたりしながら好みのコーヒー豆やブレンドを決められます。
平日は8時から、土日も10時から開いているので、麻布台ヒルズの他の店舗が開くでも利用できます。
% Arabica Tokyo Azabudai Hills B1F
「%アラビカ」のもう1店舗が地下鉄日比谷線の神谷町駅直結も言えるガーデンプラザB1フロアにある「アラビカ東京 B1」です。
4Fと違って8時オープンで、利用形態もほぼテイクアウトだけの店舗です。
▲要するに麻布台ヒルズのオフィス需要をターゲットにした店舗だと思います。
でも朝早くから開いているので、麻布台ヒルズに早めに到着した際に利用すると良いかもしれません。
また11時以降でも行列するほど混んでいることがあるので、そんな時は迷わず4Fのアラビカ東京へ向かいましょう。
Hills House Sky Room Cafe&Bar
麻布台ヒルズ 森JPタワーの34階スカイルームのカフェ「Hills House Sky Room Cafe & Bar」です。
▲昼はカフェ、夜はバー営業になります。
カフェ自体からの展望は望めませんがスカイルームや33階の展望スペースから東京の城南エリアの眺望を愉しめます。
▲1人ワンドリンク制(最低でもワンドリンク以上を注文しないといけない)、席チャージが1人500円というシステムが導入されています。
食事メニューはないのでカフェとしての利用になります。
なお完全キャッシュレスで現金は使えませんからご注意を。
北欧風のNOMUカフェ、2店舗もある京都発の%アラビカ、同じ京都の老舗小川珈琲、浅草の老舗ペリカン、そしてSky Room Cafe.
それぞれ特徴があってどう利用したらいいのか迷ってしまいそう。
麻布台ヒルズへ何度も通ってその味や雰囲気や楽しみ方の違いを体感したいですね。
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