青山公園と米軍赤坂プレスセンターのヘリポート

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青山公園

国立新美術館とは環状3号線を挟んだ向かい側、千代田線の乃木坂駅の5番出口を出た目と鼻の先にある都立青山公園の南地区。

都立青山公園と一口にいいますが、実は乃木坂駅そばの六本木エリア(南地区)と青山一丁目そばの南青山エリア(北地区)の2つに別れていて、お互いは歩いて10分近く離れています。

特に特色もない普通の公園なのですが、最近は秋に行われる「ドイツフェスティバル」が有名ですね。
▲日本とドイツの交流が始まって150年を記念して2011年から開催されるようになったフェスティバルですが、他のドイツ系ビール系フェスティバルよりコンパクトでそれほど混まないところがお気に入りです。

ビールやソーセージといった飲食系もですが、ドイツの様々な工業製品や文化を紹介する出店が多く楽しめます。

パンデミック下でしばらく開催されていませんが早く再開されると嬉しいですね。

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青山公園に行ったなら、会場から土手のようなところを登ってみてください。
そこには「U.A. Army Area 在日米陸軍地域」という物騒な看板が目に入ります。ここが最近話題のヘリポート、23区内では唯一の ”米軍基地” です。

ヘリポートだけが基地ではなく、この向こう側の米軍の宿泊施設や米軍の機関紙「星条旗新聞」の施設などひっくるめた「赤坂プレスセンター」という施設が米軍の基地ということになっています。

ちなみにミッドタウン(昔の防衛省)から西麻布に抜ける道を「星条旗通り」と呼ぶのはそのためですね。

ヘリコプター発着地域なので立入禁止という看板も。

アメリカ大使館や大使館職員宿舎も近いですし、南麻布にある米海軍のニュー山王ホテルへも近いため、かなりの頻度でヘリコプターが飛んでいます。
こんなところにヘリコプターが始終発着されては近隣の人はたまったものではありませんね。

恐る恐るフェンスまで近づき写真を撮ってみました。

思ったより広いですね。都内のそこら辺の小学校の校庭より広いかもしれません。

向こうに赤くたなびいているのは風向きや強さを調べる吹き流しのようで、ここが航空機が発着する場所で表していますね。それにしてもこれだけ広いとヘリコプターだけなく軽飛行機くらいは離着陸できるのはないでしょうか?

カメラを左にパンしてみました。まだまだ滑走路が!
この滑走路の端の方、写真では左端
付近の下には六本木トンネルが通っています。

六本木ヒルズがこんなに間近に見えるのが、いかにこのヘリポートが都心の真っ只中にあるかの証拠ですね。
逆に六本木ヒルズの展望台からも真下にこのヘリポートがよく見えます。

ヒルズの展望台に登ることがあったら北側の方に行ってこのヘリポートを探してみてください。

都立青山公園

港区六本木 7丁目
休園日:なし

赤坂プレスセンター

港区六本木 7-23-17

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