荘厳な礼拝堂の見学もできる安藤忠雄の広尾の教会「21世紀キリスト宣教会」。見学予約の方法や建物を紹介

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21世紀キリスト宣教会

日本を代表する建築家、安藤忠雄といえば打放しコンクリートの建築が代名詞です。

安藤忠雄は1980年代から90年代に宗教施設らしい劇的な空間を持つ数多くの教会建築を手掛けていて、その中で代表作の1つとして挙げられるのが大阪は茨木市にある有名な「光の教会」です。

その安藤忠雄が手掛けた新しい教会建築「21世紀キリスト宣教会」広尾チャペルが広尾の商店街のちょっと裏手に建っています。

▲教会という開かれた施設なので、信者以外の一般人でも申込みをすれば建物や内部の礼拝堂(会堂)を見学することが可能です。コロナのパンデミック中は見学は一時中断していましたが、今はまた以前のように日時限定の要予約で見学可能になっていいます。

なお、以前は「21世紀キリスト教会」という名称でしたが2023年9月から「21世紀キリスト宣教会」と名前が変更になっています。

またパンデミック前に訪問した際の様子はこちらの記事に詳しいです。

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広尾の教会の建物

広尾の教会は三角形の形状をしているうえに、三角形が様々な意匠として使われています。

まずはそんな教会の建物の外観から。

ただ外観を見られるのは1方向からだけです。さらに住宅地のど真ん中ですので建物外での会話や、他の住宅の敷地に入ったりすることのないよう周りへの配慮は欠かさないようにしましょう。

▲込み入った広尾の住宅街の奥にこのような「21世紀キリスト教会 広尾の教会」という大きな看板があるのですぐに分かると思います。
(2024年6月の訪問時は未だ旧名称のままでした)

▲チャペルの建物はこのような大きなコンクリート打放し。

まさに安藤忠雄流の文法に従った教会です。

▲コンクリートには明かり取り用の窓なのか大きなガラスがはめ込まれています。

十字架のような細いスリットも入っていて、劇的な効果を狙うのも安藤流です。

礼拝堂の内部

以前は教会内部を比較的自由に見学できましたが、今は礼拝堂(会堂)と1階ロビーだけが見学可能です。

ということでまずは礼拝堂から。

▲礼拝堂の扉から内部へ進むと説教台の向こうの外光が入るスリットとそこに浮かび上がる細い鉄片で作られたシンプルな十字架。

ミニマムな表現で最大限の効果が得られている空間です。

▲さらに説教台と十字架のところまで進むと、外が見えたり地下が見えたり。狭い敷地だから逆にこうした劇的な空間が出来上がっていることが分かります。

▲説教台から後ろを見たところ。2階席があったり、天井もコンクリートだというこが分かります。

2階席の中央に置かれているのはライティング。1階にはドラムセットやオルガンがあって日曜礼拝のゴスペル演奏時に使われるます。

▲これは2階から説教台や十字架を見たところです。

建物自体が三角形というのがよく分かります。

▲横壁面には三角形のガラスの採光窓。

▲こちらはにも三角形の採光窓。この窓は外側からも見えますが内側からはこのようになっています。

この建物自体は二等辺三角形、でもこれは直角三角形。微妙にテイストを変えているのですね。

▲これは1階ロビー。

スリットから空が見えますね。他にも安藤忠雄印の意匠があちこちにあります。

地階には協会のオフィスや祈祷室などがあり建物の模型が展示されているのですが、今は地階へ下りることはできないそうです。

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見学可能日と予約方法

本来は教会ですが、信徒以外の人が建物見学を目的として訪問することが可能です。

見学可能日は毎週金曜日(祝日を除く)の14時から15時までの1時間のみ、予約必須です。
(取材時の情報です)

予約はメールで行います。メールアドレスは21世紀キリスト宣教会のホームページに記載されています。

無事申し込みが出来たら金曜日の指定された時間に教会に行き、見学予約である旨を伝え中に入ります。

でも見学前に建物の外観も見学したいので、少し早めに着くようにするのが良いですね。

また宗教施設なのであまりにカジュアルな服装、うるさいおしゃべりも失礼というかマナーに反するので気をつけたいです。これは教会内部だけでなく外でも同様です。

教会の厚意で建物見学が許されているので、近隣からのクレームにならないよう見学者も最大限の配慮をしたいです。

広尾の教会の場所とアクセス

教会の場所は広尾の商店街、広尾散歩通りを広尾の交差点側から100mほど行り、パチンコ屋さんの角を左へ曲がりさらに進むます。電柱に「21世紀キリスト教会」の看板があるのでそこを右へ入ったところです。

ポイントはパチンコ屋さんですね。最近のパチンコ屋は昔と騒音もビジュアルも全然違いますから見落としてしまうかも。

また教会の駐車場を利用することはできませんから地下鉄、バスなど公共交通機関の利用がベストです。地下鉄なら日比谷線広尾駅が最寄りです。

近隣にコインパーキングはありますが最低で1時間1,500円くらいからです。

風の教会と海の教会

広尾の教会は国内では最新の安藤忠雄による教会です。

安藤忠雄による最初の教会建築はというと神戸、六甲山の「風の教会(六甲の教会)」。

▲六甲芸術祭で訪問した際に撮影した風の教会の内部。

コンクリート打ち放しに細い十字架。こもう最初からこうだったのですね。

なお現在は結婚式場をメインにした貸しスペースになっているので自由に見学することはできません。

▲これは淡路島の巨大プロジェクト「淡路夢舞台」の通称「海の教会」。

施設内のホテル、グランドニッコー淡路のチャペルです。天窓からの光で十字架を表現するというもの。

こうして見ると安藤忠雄の設計する教会はその土地の特徴を活かして空間設計をしていることがよく分かります。

広尾の教会を見学したら、他の安藤忠雄の教会も見学したくなりますね。

21世紀キリスト宣教会 基本情報

店名 21世紀キリスト宣教会 (旧 21世紀キリスト教会)
住所 渋谷区広尾 5-9-7
最寄駅 広尾駅
見学日 金曜日(祝日を除く)
時間 14:00 − 15:00
予約 予約必須
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