東京へ旅行すればその旅行代金(交通費と宿泊費)の20%が助成される「ただいま東京プラス」。
実際はいくつか細かい条件があるのですが、この制度を使うと旅行代金から最大で5,000円の割引が受けられる上に2,000円分(平日)のクーポンまでもらえます。
1人1泊で最大5,000円の割引と2,000円のクーポンが貰えますから、例えば2泊すれば割引額は10,000円でもらえるクーポンは4,000円。
(最大7泊分まで)
この制度は国の施策「全国旅行支援」の一環で、期間は1月10日(火)から3月31日(金)まで。
バレンタインデーの小旅行や春休みを使って東京へ遊びに行こうという人はもちろん、進学や就職などで住まい探しをする人などにもありがたい制度になりそうです。
そこでこの「ただいま東京プラス」を使い、春休みに港区など都心エリアを満喫してみませんか。アートや名建築めぐり、オシャレなカフェなど都心ならではの様々な楽しみ方を案内します。
また、どこに泊まれば便利なのか、どの予約サイトを使えば割引が受けられるのかも紹介します。
PR美術館巡り
多くの美術館やギャラリーが集まっているのが六本木を中心にした一帯です。
歓楽街あるいは商業エリアとしてのイメージが強いかもしれませんが江戸時代には広い武家屋敷や寺院があったエリアなので、そうした歴史的、文化的な遺産をうまく活かし今は公園や美術館などの文化的施設が多いエリアにもなっています。
中でも港区には、その名も「美術館通り」というルートがあり、ルート上には有名無名な美術館やギャラリーが存在します。
自分の好みの展覧会やアートのジャンルなどを考え取捨選択しながら美術館通り沿いを回ってみるのも楽しいでしょう。特にギャラリーはほとんどが入場無料なので気軽にアートを楽しめます。
今の時代のアート作品、現代アートに興味があるならまずは六本木へ。
六本木ヒルズの森美術館は今や日本の現代アートの中心的存在で、そんな六本木には数多くの現代アートギャラリーが集まっています。
なかでも六本木ヒルズすぐそばの六本木ピラミデビル、complex665という2つのビルには10軒以上のギャラリーが入っていて、1ヶ所で海外から日本まで、今のアートの現状に触れられます。
(ギャラリーは十数軒ありますが予約必須なところ、あまり一般向けの展示を行わないところ、展示入れ替えで休廊しているところ、必ずしもすべてのギャラリーを見学できるわけではありません)。
姉妹サイトの「建築とアートを巡る」では都心エリアに限らず、都内を中心に日本の名建築、現代アートを中心にした大小さまざまな展覧会の様子を伝えています。
「現在開催中の展覧会一覧」というページでは、その日その時点で鑑賞可能な展覧会のうち、おすすめな展覧会一覧を見ることができます。
実際に展覧会に足を運んだ展覧会を紹介しているので、写真撮影の可否、混雑状況、展覧会の見どころや注意事項など分かりますよ。
名建築巡り
美術館やギャラリーを回るアート巡りと似ているのですが、新旧とりどりの興味深い建築が多いのも都心エリアです。
普段何気なく通り過ぎていても、その由来を知ると実は・・・だったり、オシャレな建物だなぁと思ったら実は海外の有名アーティストが手掛けたものだったり。
単に表参道や六本木の繁華街や観光名所に行くだけでなく、ちょっと視点を変えて周囲の建物をみれば楽しみ方が2倍、3倍にもなります。
麻布・白金・青山といった都心エリアの主な名建築や知られざる名建築をまとめたこの記事をどうぞ。
「建築とアートを巡る」では東京都内、日本国内の名建築を地域別、建築家別で紹介しています。
特に「東京で見るべき建築」のページでは私たちの拠点でもある港区、渋谷区を中心に約200の名建築を紹介しています。
誰もが知る建築から、あの建築家が手掛けた住宅街の中の建築まで。初心者からマニアまで建築に興味がある方はこの記事を参考に都心を歩き回ってみてください。たぶん1週間くらいあっという間に過ぎてしまいます。
なお、これの説明は2023年1月10日時点での情報を元にしています。
感染症の拡大状況、国や都が実施するキャンペーンとの兼ね合いなどで、施設の営業・開館、展覧会の詳細が変更になる可能性があります。
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六本木ヒルズ
観光とアートと買い物と食事を1か所で済ませたいなら、例えば六本木ヒルズ。美術館に映画館、世界のファッションブランドが集まっています。
またけやき坂のイルミネーションはクリスマス時期だけでなく、バレンタインデーまで点灯しているので夜まで楽します。
六本木ヒルズの展望台は屋内展望台(東京シティビュー)と屋外展望台(スカイデッキ)があり、海抜250mを超える場所から東京のベイエリアや都心の街なみ、そして天気が良ければ富士山まで一望することができます。
屋内展望台は夜22時まで、屋外展望台は夜21時まで営業していますから、昼間の眺望も東京の夜景もどちらも楽します。
2023年は2月いっぱいまでユーミンこと松任谷由実の魅力を体感する展覧会「YUMING MUSEUM」が開催されていて、ユーミンファンや音楽ファンは見逃せません。
屋内展望台と同じフロアにある森美術館では「六本木クロッシング2022」という日本の現代アートの展覧会を開催中です。
3月いっぱいまでの会期ですから展望台やイルミネーションと併せて楽しめます。
カフェ巡り
表参道を中心に青山エリアにはファッションブランドの店舗が多く並んでいますが、そうした感度の高いお客さんをターゲットにしたオシャレなカフェが多いのも特徴です。
マジメにカフェ巡りをしようと思ったらいくら時間があっても足りないと思います。
そこで、2020年のパンデミック後にオープンした表参道やその周辺のカフェに絞って訪問するのはどうでしょう。
メディアやSNSに登場する機会がまだ少ないこうしたカフェを利用すれば、流行にちょっと先駆けた気持ちにもなれそうです。
最近できたカフェとは逆に、いまちょっとしたブームにもなっているレトロカフェ、老舗カフェ巡りも楽しいと思います。
60年代、70年代から営業しているお店、日本で初めて○○を出した店、世界的にも影響を与えたお店、普通のマスターかと思ったら実はどこそこの業界の著名人。そんな老舗から、往年の文化の雰囲気を今も残すレトロカフェまで、特に都心には多く残っています。
麻布・六本木エリアや青山・表参道エリア、そして代官山や渋谷まで、お気に入りのレトロカフェを見つけに出てはどうでしょう。
表参道や骨董通りで早朝のモーニングで一日をスタート。こんな楽しみ方もおすすめです。
いつも行列になっているような人気のお洒落カフェでも朝は空いていることが多いのです。表参道で1時間並んで入店して60分で時間制限なんてお店でもモーニングなら入店待ちもなく、朝だけの特別メニューもあったりします。
早朝にモーニングして美術館の開館に一番乗りして。都心に宿を取れば一日を効率よく過ごすことができ、訪問できる場所やお店を増やすことができます。
音楽を聞かせる喫茶店、ロック喫茶とかロックバーというと中央線沿線の街や新宿、渋谷に多そうなイメージがあって実際そうなのですが、六本木や西麻布にも残っています。
六本木や西麻布でお酒を飲みながら良い音楽を聴く。しかも都心に宿を取っておけば終電とかタクシー代とか気にせず遊び倒せます。実はこれ、東京へ旅行するなら都心をすすめる大きな理由です。
せっかく楽しく遊んでいるのに1時間かけて終電で宿まで戻らないといけなかったり、タクシーで宿まで帰ったら目の玉が飛び出るほどのタクシー代だったとかするとシラケちゃいますよ。
PR東京だから行ってみたい
オンライン通販もなく、その場、その店に行かないと体験できない、手にできないものがあります。
東京に居るなら時間と手間をかけても行っておきたいお店をまとめました。
単に流行りの人気で行列ができるようなところではなく、本当に価値があるから行っておきたいお店です。
エンタメ・芸能関係の会社が多いのも港区。
TVのキー局はぜんぶ港区ですし、芸能プロダクションや映像プロダクション、各種スタジオもあちこちにあります。
汐留の日本テレビ、赤坂のTBS、六本木のテレビ朝日、やはり六本木のテレビ東京、それとちょっと微妙ですがお台場のフジテレビ。こうしたTV局は見学ツアーやイベントも多いので一度は訪問してみると面白いと思います。
さらに日本を代表する芸能プロダクションであるジャニーズ事務所の場所もどうでしょう。六本木の東京ミッドタウンのすぐ近くに本社が、渋谷駅の隣にはジャニーズアイランドがあったりします。
また都心のエリアごとに散策してそれぞれの街の雰囲気の違いを楽しんだり、ちょっと裏道に入ってローカルの気分を味わったりするのも絶対おもしろいです。
麻布ガイドで街ごとのスポットを探し、「ただいま東京プラス」を利用してぜひ訪問してみてください。
・麻布十番
・西麻布
・南麻布
・広尾
・南青山
・表参道
・外苑前
・原宿
・代官山
・六本木
PRただいま東京プラス
東京都内の宿泊商品、宿泊旅行商品、交通付き宿泊旅行商品及び日帰り旅行商品に助成を行う制度で、利用者(旅行者)からすれば旅行代金の割引が受けられ、さらに都内の加盟店で利用できるクーポンも受け取ることができます。
つまり、東京への旅行がお得になる という制度です。
なお、この説明は2023年1月10日時点での情報を元にしています。制度終了までに感染症の拡大状況、国や都が実施するキャンペーンとの兼ね合いなどで詳細が変更になる可能性があります。
お得になる内容
旅行代金の20%が補助されます。旅行代金というのは、ホテル・旅館への宿泊、交通手段と宿泊がセットになった旅行商品などの料金です。
ただし旅行代金の20%といっても上限があって、宿泊だけの場合は1人1泊3,000円まで。交通付きのパック旅行の場合は1人1泊5,000円までとなっています。
また1人1泊に対して電子クーポンが付与されます。クーポンの付与額は平日が2,000円、休日が1,000円分。都内のクーポン加盟店で利用できます。なお、電子クーポンなので事前にクーポンアプリをスマホにインストールしておく必要があります。
対象者
日本国内に居住し3回以上のワクチン接種歴またはPCR検査等で陰性確認ができる人で、本人確認と居住地確認ができる人。居住地が日本国内であれば国籍は問いません。
利用期間
2023年1月10日(火)から3月31日(金)まで。4月1日チェックアウト分までということです。
利用方法
ホテル・旅館などの宿泊事業者、旅行代理店、オンラインの旅行予約サイトで「ただいま東京プラス」の対象商品を申し込みます。
基本はそれだけ。旅行代金の割引額の計算などは業者の方で自動的に行なってくれます。
私たち旅行者がするのは予約と代金の支払い、それと旅行当日に本人確認と居住地確認ができる運転免許証などの身分証明書とワクチン接種歴またはPCRの陰性証明を持参することだけです。
対象となる宿泊施設、旅行代理店
対象となる宿泊施設や旅行代理店は「ただいま東京プラス」のサイトで検索することができます。
ただやっぱりお役所が作るサイトですねぇ。東京の地理とホテルの格付けがよく分かった人でないと検索なんかできる訳ないじゃないですか。
そこで麻布ガイドでは「ただいま東京プラス」を商品を扱っている予約サイト、都心を満喫するのに便利なホテルを紹介します。
PR都心部でおすすめのホテル
六本木、西麻布周辺のおすすめのホテルです。このエリアには1泊10万円以上もするような超高級ホテルもありますが10万円でも3,000円しか割引になりませんから、1人1泊1万円台かそれ以下のお得感のあるホテルたちがおすすめです。
ANAインターコンチネンタルホテル東京 ・・・ アークヒルズのホテル。六本木と赤坂のほぼ中間に位置しているうえに、高級感もあるホテルです。
三井ガーデンホテル六本木プレミア ・・・ 六本木のど真ん中の三井系のホテル。六本木で飲みつぶれても這って帰ることができます。ロケーションとクオリティからすればバーゲンとも言える価格帯です。
ザ・ライブリー東京麻布十番 ・・・ 麻布十番商店街の中のホテル。六本木から歩いてもすぐなので、麻布十番や六本木で遊び倒すには最高のロケーションです。
六本木ホテルS ・・・ 六本木というより西麻布。六本木より霞町(西麻布)の大人なバーやクラブを楽しみたい通な人に良いかもしれません。
オークウッドホテル&アパートメンツ麻布 ・・・ 麻布十番や六本木からも近いオークウッド。少し歩けば東京タワーも。都心のさらに中心に位置する穴場です。
相鉄フレッサイン東京六本木 ・・・ 六本木通り沿いの相鉄系列のビジネスホテル。裏手はディープ六本木なエリアなのでどんなに酔っ払っても帰ってくることができます。
アパホテル&リゾート〈六本木駅東〉 ・・・六本木のちょっと外れ、以前は「六本木のポルシェ」で知られる三和自動車があった場所です。
アパホテル〈六本木駅前〉 ・・・ アパホテルは六本木駅の裏手、芋洗坂の近くにもあって、ここも這って帰れる場所です。
アパホテル〈六本木SIX〉 ・・・ 六本木通り沿いの六本木一丁目駅の向かいにはアパホテルがずらっと建っています。六本木の繁華街から歩いて帰るのは問題ないですが這って帰るのはちょっと無理です。
アパホテル〈西麻布〉 ・・・ 西麻布と広尾の中間、外苑西通り(地中海通り)沿いに建つアパホテル。西麻布や広尾を楽しもうという時には良い場所かもしれません。ちなみに帽子で有名なアパの社長宅から一番近いアパホテルがここです。
▼この画像から予約サイト「一休」の該当ホテルの一覧ページへ遷移します。
青山、渋谷でおすすめのホテル
青山や渋谷方面のおすすめのホテルです。このエリアは超高級ホテルこそありませんがミドル〜アッパーな手頃な価格帯のホテルが多いです。都心のどこへ行くにも便利なので東京を朝から夜までたっぷり楽しむことができます。
THE AOYAMA GRAND HOTEL ・・・ 青山通りと外苑西通りの交差点に建つ高級ホテル。以前はベルコモンズという商業ビルが建っていた場所です。外苑や南青山、そして表参道といったエリアが近いです。
三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア ・・・ 東京オリンピックのメイン会場にもなった新国立競技場に隣接するホテル。高層階の部屋からは国立競技場が見下ろせます。ホテルの内部や景観は麻布ガイドのこの記事が参考になると思います。
日本青年館ホテル ・・・ 明治神宮球場前のホテルです。ユースホステルでも会員制でもない、誰でも利用できる普通のホテルです。コスパは最高。またJR千駄ヶ谷駅にも近いので、新宿や中央線方面とのアクセスも良好です。
TRUNK (HOTEL) ・・・ トランクホテルと読みます。エースホテルなどに代表されるクリエイティビティを刺激するSDGsなブティックホテルです。場所は渋谷と原宿の中間で、どちらへも徒歩数分という好アクセスです。
sequence MIYASHITA PARK ・・・宮下パークに建つホテル。シンプルだけどクオリティの高い、感性に溢れた東京の部屋をテーマに客室が仕立てられているそうです。宮下パークなどなので渋谷の街はすぐ目の前。ヒカリエやスクランブルスクエアにも、センター街や公園通りにもすぐ行ける場所です。
オールデイプレイス渋谷 (all day plae shibuya) ・・・ 宮下パークの近くのカジュアルなホテル。渋谷の日常を感じられるホテルとしてオープン以来ずっと人気です。渋谷が近いですが、原宿や表参道も徒歩圏内です。
セルリアンタワー東急ホテル ・・・ 渋谷の国道246号(玉川通り)沿いの超高層ビル、セルリアンタワーに入るホテル。道玄坂など渋谷の繁華街も近いです。
渋谷エクセルホテル東急 ・・・ 渋谷駅直結のホテル。渋谷マークシティ内です。とにかく駅チカなので渋谷を拠点に下町や郊外へ遊びに行くのには便利です。
渋谷ストリームエクセルホテル東急 ・・・ あのGoogle社が入居する渋谷ストリームのビルに入るホテルです。駅直結なクリエイティブホテルなのでやや高額です。
東急ステイ青山プレミア ・・・ 外苑前の東急系ホテルです。通りからちょっと奥まって青山通りと外苑西通りに囲まれている割に静かな雰囲気。
▼この画像から予約サイト「一休」の該当ホテルの一覧ページへ遷移します。
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旅行の予約
ホテルを一休などで個別に予約し割引を受けることもできますが、旅行予約サイトを使って交通手段とパッケージになった旅行商品として購入することもできますし、予約サイトによっては独自の割引やポイント付与などの特典を用意しているところもあります。
次のリンクからいつも使う予約サイトや、特典についてもっと知りたいサイトを表示させることができます。
○一休.com特典: 独自に1〜5%お得に
○Yahoo!トラベル
特典: 独自に5%お得に
○楽天トラベル
特典: 5と0のつく日は5%OFF
○じゃらんnet (受付停止中)
○近畿日本ツーリスト
○HIS(エイチ・アイ・エス) (受付終了)
○ANA (全日空)
○JTB (配布が終了している可能性があります)
○JAL (日本航空) 販売を終了しています。
旅行パッケージの場合は住所が港区か渋谷区あるいは千代田区のホテルを選ぶのが無難です。それ以外だと表参道まで電車で1時間以上かかるみたいな無駄に移動時間を費やしてしまってもったいないです。効率よく東京を楽しむなら都心に宿を取りましょう。
宿泊時の必要書類
宿泊日当日に以下2点の必要書類を持参し宿泊施設に提示する必要があります
- 写真付き本人確認書類 (居住地が確認できるもの)
- コロナワクチン接種済証または検査陰性の確認書類
ワクチンは原則3回以上の接種が条件です。3回未満の方は検査陰性の証明書類を提示する必要があります。
この際なので3回目のワクチンを接種し、接種証明書アプリをインストールしてはどうでしょうか。接種証明書アプリを使うにはマイナンバーカードが必要なのでそれも新規発行すれば最大5,000ポイントの還元があるのでさらにお得になります。
また「ただいま東京プラス」のクーポンは電子クーポンです。スマホに「Region Pay(リージョンペイ)」という決済アプリをインストールしておく必要があるので、これも事前にインストールして使い方などを確認しておきましょう。
もっと詳しく知るには
とにかく複雑怪奇な全国旅行支援とただいま東京プラス。この記事でよく分からない箇所があったりしたら、東京都の公式サイトなどで確認してみてください。
東京都公式サイト
観光庁
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